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ワンコインからはじめる資格試験【通関士編①】

こんにちは。行政書士の阪本です。
少しずつ寒さが和らいできましたが、懐は寒いです。何故ならもうすぐ確定申告だから。夏休みの宿題は8月31日マンにとっては、そろそろお盆といったところでしょう。カムバック夏休み。

さて、今回は資格試験についてです。既に保有している資格についてではありません。10余年の時を越え、久々に新たにチャレンジしようとするものです。

何で資格を取るの?
どうやって活かすの?
ワンコインって何?

ここではこういった疑問にも答えつつ、リアルタイムで試験勉強の進行状況を連載していきたいと思います。

何で資格を取るの?

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何かをはじめる際には目的が必要ですから、まずは何故久々に資格を取得しようと思ったのかを発表していきたいと思います。

それはネットでイキりちらしたいから。

、、、ではありません。笑
ですがモチベーションの維持向上のためには、この理由も全然ありだと思います。人は他人の承認欲求にはごっつシビアなのに、自分はしれっとやってのけちゃっています。無論、私も。笑

まぁ今回に関しては、この部分はやや控え目です。ただ、記事にしようという構想は当初からあったのでまったく無いわけではありません。大体からして、ただ生きていくためだけにまったく必要のない発信をわざわざネット上でしているわけですから、当然ながら他人を意識していないなんてことはありえません。
他人を気にするな!
だなんてSNSで発信しているインフルエンサーさんに矛盾を感じるのはこの点です。

少し話しが逸れますが、よく「SNSでキラキラするな!」とか「忙しいふりするな!」とかいった意見を目にする機会がありますが、別にえーんとちゃいますか?

SNSは販促ツールとしては優秀ですし、実際に私も「投稿面白いですね!」と言われて、それが受注の決め手になったことが数回あります。アピールしたい層に発信が届くのであれば、それは十分ビジネスチャンスにつながると思います。
ただし、私は同業のアピールは見ません。何故ならとっても気になるし焦らされるから。笑

器が小さいね、でも多分皆そう。(小声)

なので恐らく正解は「他人を気にする自分を気にするな!」だと思います。メモってください、インフルエンサーさん。

脱線も甚だしいので話しを戻します。

実は昨年海事代理士の業務を請け負った際、通関に関する知識の未熟さを痛感したことがありました。(通関痛感、、、)
業務自体は直接通関に関わるものでもありませんでしたし、特に問題なく完了しましたが、自分自身の中でモヤモヤは残ってしまいました。

通関や関税は、海事代理士からしてみても専門外と言える分野ですが、船舶と貿易という極めて親和性が高い分野でもあるので、私としては知識の強化を図りたいと考えたわけです。(ちなみに通関業の許可申請の代行は行政書士の独占業務です。)

私は資格をツールとして捉えていて、試験は知識の習得度を測る物差しであると考えています。また、資格による信用の担保にも捨てがたいものがあります。ですので、今回は資格そのものを直接活用してその職に就くのが目的ではなく、試験制度を利用して知識を深めるために受験することにしました。

というわけで、狙うは通関士試験です。

目的は人それぞれ

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資格は活用してなんぼや!
つまりは合格して登録して実際にその職に就くことを尊ぶ考え方もありますが、これはこれで私は全然OKだと思います。一方で、受験勉強や資格取得そのものに価値を見出す人も一定数いて、もちろんそちらの考え方もあり中のありだと思います。私のように知識習得のツールとして利用するのもありでしょう。

だって誰にも迷惑かけてないし。

もちろん超難関と言われる資格試験に挑むために会社を辞めたというケースも耳目にしますので、「誰にも迷惑かけてない」にも例外はあるように思います。
合格証や資格者証というのは、分かりやすいアイコンですから、振り返って達成感を得るのにはまさに最適です。公的機関から認証されていることで承認欲求も満たすことができます。

ただし、マウントの材料にするのはイケてません。

受験回数、勉強方法、合格時の点数、合格年度、合格時の合格率、、、時折聞かれますが、はっきり言ってどうでもいいです。
合否は100か0。何回目であっても合格は合格。尊いのはその過程で努力したことであって、誰からも責められることではありません。そして同時にそれは、他人を見下せる材料でもありません。

とはいえ、まぁ分からなくはありません。私なんかは柔道の段位マウントをかますことがありますし、学歴こそありませんが中退マウントを取ることもあります。自分の価値観に基づいて他者より優位な点を押して何とかポジションを維持しようとする。自分では理解していても、やっぱりカッコ悪いですよね。人間ですから他人より優位な立場でありたいと思うのは本能の一部だと思いますが、少なくともカッコ悪いことだということは自覚した方がいいでしょう。

余談ですが、中退マウントとは、大学を中退したことを武勇伝のように周囲に語る行為です。これで何のマウントになるのかと言えば「俺の方が尖っているんやで!」という証明です。

我ながらくだらない。苦笑

ワンコインチャレンジとは?

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さて、タイトルにもなっている「ワンコイン」についてですが、これは要するに500円玉のことです。今回の資格試験では、古本屋で473円で購入した2018年度版のテキストをメインに使いたいと思います。

何や、それで受かったらマウントするんかい。

このような声があるのもごもっともです。もちろんテキストは最新版に近ければ近いほど良いですし、最終的には買い足すことになるでしょう。
ですが私はテキストをBook-offで見つけたとき、瞬間的にこのタイトルを思いつきました。

これは釣れる、、、!(インパクト大)

しかしまぁ勉強のとっかかりとしては全然ありなのではないかと思います。というのも、法律には体系があって、まずはこのシステムを理解することから入ります。関税なんかはコロコロと改正される分野ではあるのですが、関税や通関がどのようなシステムで成り立っているのかをざっくりと知るためにはとりあえず古いテキストでも大丈夫でしょう。何よりもお安い!

ただし、インパクトを狙っている部分はありますので手放しではお薦めしません。そこは自己責任でお願いいたします。

そんなわけで、試験が昨年と同じく10月1週の日曜日に開催されるとして、残り217日、励んでいきたいと思います。

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