クリプト集落NATORIプロジェクト始動!
はじめまして。
クリプト集落NATORIプロジェクトのMAKIです。
ここでは、クリプト集落NATORIの今後の展開を、記録していく場所にしたいと思います。
「クリプト集落NATORIプロジェクト」
2023年1月22日(日)に初のNFTを販売をスタートします。
このプロジェクトは、160人、90世帯の限界集落が、補助金ももらわず、行政にも頼らず、web3という新しいインターネットの世界を利用して、持続可能な集落を作る挑戦です!
私が「地域の未来」について、初めて考えたのは、今から30年以上前、専門学校の卒業制作がきっかけでした。
もともと商店街に生まれた私は、自分の住んでいる町がどんどん寂しくなっているのを、肌に感じながら育ちました。
当時大阪に住んでいた私は、時々実家に帰るたびに、「なんだかどんどん寂れてくるな~」と駅につくたびに思っていたことを、思い出します。
私は大阪で学校に通いながら、ショッピングモールや、駅前開発などにサブ的な立場ですが携わり、自分の生まれた町も、こんな風に開発があったらいいなと思っていたので、卒業制作を「今治港の開発」をテーマに、自分の思う港の姿を考えました。
それが、私が地域のことを考えるきっかけとなって出来事です。
当時もうすでに、衰退が始まっていた港や商店街のことを考えたことがきっかけで、その後、今治に帰ってから、青年会議所に入ったり、地元の大きなお祭りのスタッフになったり、自分たちで楽天にショップを作って愛媛のものを売ったり、地域の観光を考える団体を作ったり、町の観光事業に携わったり、20年以上、ずっと地域づくりに携わってきました。
しかし、町はどんどん寂れる一方で、私が生まれ育った商店街は、現在、約9割以上お店を閉めてしまいました。
仕事でも、NPOでも、まちづくりボランティアとしても、本当にいろんな立場で携わってきていきついた結論が、根本的に今の仕組みやシステム、また今の価値観、常識がある限り、本当にまちをよくすることはできないということでした。
その大きな要因の一つが
いつも一部の人たちだけでまちの未来が決められていること。
また、地域の人たちが置き去りになったままの事業ばかりで、「今暮らしている人」の幸せが置き去りになってしまっていることにずっと違和感を感じていました。
また、私たちは「システム」に依存してしまい、自分達で自分の社会のことを考えなくなってしまいました。
自分の家族、自分のコミュニティ、自分が所属している中だけのことしか目に行かず、自分達が「暮らす」ということを、ずっと行政や政治に依存していたように思います。
それは、日本人がずっと、誰かに決められたことを守ることがよいとされてきたことや、もしかしたら「自分で考えてはいけない」と思うところから始まっているのかもしれない。
なぜそう思うかと言えば、私が若い時、今の社会やまちの問題を話すと、「偉そうに」とか、「女のくせに」とか言われて、まるで考えることが悪いことのように言われたことがあるからです。
こんな社会の空気が、「自分には関係ないこと」と思わせる原因となり、考えなくなってしまった人もいるのではないか。
また、「自分は特別なことができないから」と、地域でイベントなどをしている人を横目に、自分には関係ないと、自分が社会やまちのことを考えることから遠ざかってきたのではないかと思う。
今回スタートとする地域「愛媛県西宇和郡伊方町名取」は、160人90世帯の限界集落です。
私がこの町を初めて訪れたのは、今から4年前、2019年でした。
2019年5月に伊方町の町の観光事業に携わるために移住し、名取を訪れました。
車も自転車も通れない石垣の路地が印象的で、どこかの時代にタイムスリップしたかのようでした。
その後、田舎特有の問題で、一度伊方町を離れたものの、名取だけとはずっと繋がっていて、月に一度、今治から名取に通い、地域の人達と交流する名取カフェを行い、この2年
活動をしてきて今があります。
今回私たちが、このプロジェクトを行うことになったのは、ある意味奇跡的な出会いがあったからです。
名取に暮らすのは、現場監督一人だけ。
後はみんな、名取の人ではありません。
なのになぜ?
それは、一人ひとりの根底に、
「社会をよくしたい」という想いがあり
その上で、
一人ひとりやってみたいことがあり、それができる場所がなくその挑戦できる場所を探していたんじゃないかと思うのです。
なぜそう思うか。
それは私自身がそうだからです。
ずっと衰退していく地域をなんとかしたい。と思いながら、
お金も地位も権力もない私は、何とかすることができなかった。
自分の意見は通らないし、偉い人達のいうことを聞かないといけなかったし、
私の考えを理解してくれる人がいなかったし。
そもそも、学歴や地位や肩書で判断され、まともに話を聞いてくれる人もいませんでした。
自力で経験を積み、初めて、肩書をもち、地域のことを携われたと思ったら、
権力のある人達に、言うことを聞かないと追い出された。
そして何より、同じ想いの人となかなか出会うことがなかったのです。
でもやっと、
同じ想いの人と出会い、
お金がなくても、
一人ひとりが得意なこと、挑戦したことをすることで、社会がよくなるというコミュニティ
をつくることができ、私の長年の想いを現実の世界で自分で考え、創ることができる。
「クリプト集落NATORI」は、
そんな私のように、自分の考えを活かすことができなかった人達に、ぜひ仲間になっていただきたいと思っています。
自分の得意なことを、活かせる場所がなかった人に、ぜひ来ていただきたい。
これからの時代は、
一人ひとりが、個性を活かし、
いろんな得意な人が協力しあって何かを作っていく時代になると私は思っています。
新しい「web3」という舞台を使い、
これまでなかった、新たな地域の仕組み、地域の形を、一緒に創ってくれる人を、世界中から集めたい!
「得意なこと」は、ほんとになんでもいいと思っています。
もし得意なことが見つからないという方は、ぜひ、このコミュニティに入って見つけてください。
きっと、あなたの楽しいワクワクすることをすることが、
地域のため
まちのため
社会のためになるはずです。
「クリプト集落NATORI」は、一人ひとりの可能性を見つける場所にもしたいなと思います。
2023年1月22日(日)
記念すべき、名取初のNFTが発行されます!
ぜひNFTをもっていただき、私たちと一緒に、新しい未来を創っていきましょう!
名取を舞台に新たな地域の形を創った歴史が、ブロックチェーンに刻まれ、未来の人たちに伝えることができたらいいなと思います!
素敵な出会いを、運営スタッフ一同、心から楽しみにしています!
クリプト集落NATORIプロジェクト代表 大橋 麻耀
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