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まこも蒸しのこと

昨年の10月からまこも蒸しサロンを始めた。
それから、真菰(まこも)を通して多くの方との出逢いや、再会があった。

真菰とは
古来より真菰は“神宿る霊草”と言われており、しめ縄やご神事に使われ、大祓いの時期に神社に置かれる“茅の輪くぐり”の輪には昔は真菰を使用していました。お釈迦様は真菰の筵(むしろ)に病人を寝かせて治療したとも。
確かに、薄い筵は今でも菰(こも)と呼ばれ、真菰で出来ていた名残を感じる。

真菰に関しては伝えたいことが多すぎるので、今後少しずつ書いていこうと思う。
ひとつ、真菰に携わっている方々が共通して言っている言葉がある。
「真菰はご縁を繋いでくれる。」

この言葉は、真菰を知った昨年の5月から今日までの自分自身の大きな変化を体感しているので、私も真菰をお伝えする際によく使っている。

下北沢にあるまこも蒸しサロンでは、現在出雲の真菰を使ったまこも蒸し「神在-kamua-」を導入している。出雲の純子さんが2年かけて作り、まこも蒸しという今まで無かった分野を切り開いてくれた。
よもぎ蒸しのサロンは多くあるが、まこも蒸しのサロンはまだ少ない。
サロンに初めて来る方からの質問で、よもぎ蒸しとの違いを聞かれることも多い。
1文で説明を書くなら、
“蓬(よもぎ)とのケイ素含有量の違いと、クリアリング(浄化)効果が高い。”

おかげさまで多くの方に体験していただき、リピートの方も増えてきた。
多くの方のまこも蒸しに立ち会わせていただき感じるのは、
ひとりひとり体感や現象が違う、ということ。

もちろん1文で書いた違いはベースにあるが、本当に面白いことに皆さんの体感や感想がそれぞれ違う。

・ただ、ただ、心地良かった
・身体が軽くなった
・身体の中がスッキリした
・全然汗をかかなかった
・汗が大量に出た
・お通じが良くなった
・止まっていた生理が来た
・エネルギー補充出来て元気になった
・リラックスして眠くなった
・翌朝スッキリと目覚めた
・溜まっていた疲れが出たのか、1日布団から起き上がれなかった
・瞑想状態になった
・過去の想い出がよみがえった
・身体の中から必要の無いものが出ていった感じがした
・悩んでいたことが頭に浮かんできたがもう悩まなくてよいと思えるようになった
・心が落ち着いて人に優しくなれた

まだまだ他にもたくさんの感想をいただいている。

最初は、その感想や体感について、ああだこうだと様々な理由を考えていた。
が、最近はこう感じている。
“真菰が自分自身を取り戻すお手伝いをしてくれている。”

ひとりひとりの今の状態、状況に合わせて、真菰達は必要なことをしてくれる。
真菰はプラスの働きをするのではなく、現代の社会を生きていく中で人が何重にも着ているエネルギーの衣(鎧の人もいる)を剝がしているように感じる。
だから、ひとりひとり体感や感想が違うのはごく自然なことなのだ。

自分で受けていても毎回体感と感想が変わる。
前回感じた心地よさをもう一度求めても、その感覚とは全く別の感覚になることがほとんど。
やはり、思考で求める必要が無い。真菰の力に身を委ねて、ただ感じて受け取るだけ。
感じて受け取ることを続けていった先に、衣を纏っていない本来の自分自身が居る。

そして、
日々、皆さまの取り戻し時間に関わらせていただけることに、感謝と喜びを感じている。

https://www.tsunagi-salon.com/

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