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意識の覚醒を引き起こす consciousness raiserになるよ

Hello everyone! 今日はアプリコット出版さんの年始の挨拶に掲載させて頂いたメールに、加筆してお届けしております。オンラインで英語を教えているスナダマリコ @ヒューストンです。

「素早く」「自由に」「つながる」風の時代

いきなりではございますが、2021年は「風の時代」なのだそうです。これまでの200年は土の時代。モノを持つものが支配する時代でした。
今後は目に見えない、形のないものに価値がシフトしていきます。

先行きが見えない中で不安もありますが、これからますます「まなぶ」こと、風のように「素早く動けること」「自由で柔軟なこと」「横につながること」が大切になるようです。私たち英語指導者は、いわば目に見えない「知」をシェアすることが役割。ということは私たちの時代ですね!

コロナ禍に加えて文科省の外国語学習ガイドラインや教科書の変更なども受け、ますます「風」のように行動する必要に迫られていると感じます。

さて、2021年を迎えて新年の抱負を掲げた先生方もいらっしゃると思います。ここからは、それに絡めた私の個人的な話です。

2021年を迎えて思うこと

昨年の夏、ハーバード大学の学生は「How do you contribute to the world?」と問いつつ学ぶ、というようなことを小耳にしました。

私は英語の指導者であると同時に配偶者であり、親であり、私の親にとっては子供で、仲間にとっては友人、そしてコミュニティーの一員です。
これらの自分をざざっと束ねて、一本の金太郎飴にしてみる。で、どこを切っても「How do you contribute to the world?」のお題に答えるには…?

なかなかしっくりくる言葉が見つかりません。なのでデータ仕分け人である脳の海馬にファイリングしておきました。(「忘れる」を体裁よく言ってみた。)

RBGのお師匠さんはConsciousness raiser だった

2020年9月18日、尊敬するルース・ベイダー・ギンズバーグ米国最高裁判事が亡くなりました。世界中の多くの人と同様、ショックと悼みの中、私がしたのは彼女の本「My Own Words」をしみじみオーディオブックで聴くことでした。

音声本の良さは、時に著者本人が読み上げてくれること。この本も、RBG自身のスピーチ音声や、おしどり夫婦で有名だったユーモア抜群のご主人の声も聞けて、思いの外和まされました。

想像もつきませんが、かつての彼女は「大学ではいい成績をとって、出世すればいい」と考えていたそうです。

では「弱きを守る、闘うロックスターRBG」はいかにして生まれたのでしょう。影響を与えたのが大学時代の恩師、クッシュマン教授でした。それに続く「He was both a teacher and a conciousness raiser」の言葉を聴いた私は閃きました。「ああ、私もconsciousness raiserになりたい、そうだ、consciousness raiser として社会に貢献するんだ。」

Hello, my fellow teachers. My name is Mariko and I am a consciousness raiser.  I contribute to the world through my words, actions, and how I teach in the classroom.

2月のオンラインイベントのお知らせ

つながって、共に行動し、そして柔軟な姿勢で学び続ける、そんな仲間の一人として本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2月のアプリコット 出版さんのオンラインミーティングで皆様とまたご一緒できるのを心より楽しみにしております。

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2月28日(日)21:00ー22:30のイベント詳細はこちらからご覧ください。

http://www.apricot-plaza.co.jp/category/event/20210228

Learning World シリーズを使って、どうオンラインレッスンをしているのかをご紹介します。キーワードは「子供たちに伝えるメッセージ。」レッスンでは、なぜこの学習をするのか、意味や問いを投げかけます。その後、私なりのメッセージと共にターゲット学習に入ることで、子供達のオーナーシップを引き出しています。ご参加をお待ちしています!

お読みいただきありがとうございました。

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