見出し画像

アメリカの学校はなんでもデジタル フットボールチケット編

アメリカの学校の手続きはなんでもオンラインで済みます。時々、便利なのか面倒なのか、わからなくなるくらい保護者が使うアプリが多いですが。🤣

でも、やっぱり圧倒的に便利。
最初は何これ?と思う時もあるのですが、一回使えば慣れるし、ユーザーインターフェイスもどれもよくできていつもアイデアに感心してしまいます。

この夏休みに日本に戻った時は某有名ブランドやオンラインショップのウェブサイトの使い勝手がびっくりするほど悪くて、思わずそこの社員である友人に一言言っちゃいました。ごめん。


でも日本を外から眺めるって大事だと思ってます。

今日ご紹介するのは、高校フットボールゲームの観戦チケット販売サイト。
1チケット3ドルで購入できます。

Gofan というチケット販売サイトhttps://gofan.co/search

そもそも学校スポーツを観戦するのにお金を払うんだ、と思われるかもしれませんが、学校のクラブはいろんな方法で資金を集めています。(全部のスポーツではありません。)

部活でかかる費用を生徒一人頭で割る、という公平で日本的で面白みのないやり方でなく、生徒が親戚や近所の人に寄付をお願いするチャレンジをしたり、お祭りを企画して入場料で稼いだり、と「自分たちが必要な資金をどう手に入れるか」を体を張って経験する機会があります。

高校のクラブ活動は親がサポーターとしてがっつり関わっていて、ボランティア活動も多いです。でも子供が自ら選んだ分野を通して学校や保護者と関われるのはすごくいい機会。うちは娘がコーラスをやっていたので、そこのお手伝いをしてました。コロナで子供の活動はストップし、親同士が触れ合う機会も無くなったのが残念です。

忘れてた!昨年度はオンラインで学校スポーツの観戦ができてたんです!この視聴もオンライン販売でした。カメラワークとか、どうなってるんだろう、と興味があったのに、いつか見ようと思いながら忘れてしまった。あーあ。

* * * 

話をデジタルチケット販売に戻します。

ということで、今はチケットはスタジアム入り口ではなく、ネットでのみ購入できます。試していませんが、多分買うとQRコードが送られてくるから、それを入り口でかざして入場できるのだと思われます。

コロナ前は高校のバスケットボールもフットボールの試合も、生徒の親がボランティアで入り口にいて、その場でチケット購入したのを記憶していますから、現場は今の時代の変化に合わせてかなりアップデートされています。このあたりは本当に早い。

日本でもアメリカでも、医療や飲食、エンタメやその他大きく影響を受けている分野に携わる人を考えると心苦しいですが、明らかに急成長している分野がある。で、それを学校とのやりとりを通してまざまざと体感しているこの1年半。

だってこのサイトはその「めちゃめちゃ大きくて早い変化」の一部でしかないから。いつか別のサイトとかアプリについて書きたいと思っています。

ちなみにこの販売会社Gofanを調べてみたところ、2001年からあるオンラインチケット会社で、コンサートやスポーツイベントなど多岐にわたるチケット販売をしています。

以前からも学校関連のイベント入場券を取り扱っていたようですが、コロナを機にこのシステムを多くの学校側が取り入れ始めたということでしょう。

このサイトと話は変わりますが、例えば学校で必要な教材や費用の支払いも簡単です。学区のウェブサイトは全ての情報を網羅していて、支払いサイトも備えているんです。

私は自分の子供達が通う学区のことしかわかりませんが、少なくともうちの学区(テキサス郊外、小中高合わせて8万人の生徒)では、ウェブサイトを開いて大抵10クリックもすれば支払いなどの用事は済みます。

子供が小、中、高にいる身としては連絡事項も多くて大変ですが、実際のアクションは効率化されていて助かります。

生徒に封筒を配って、かえってきた封筒を開けて小銭を数える日本の学校の先生達、本当に大変。ありがとうございます!

アメリカの学校の先生のように、日本の先生達をデジタルの力で楽にさせてあげたい!それは教材や指導に関するICTにとどまらないはずです。ぜひ生徒達に新しい分野で活躍してほしいなぁと願っています。

★☆★つながるえいご online studio
★☆★教室インスタグラム                     ★☆★つながるまなび educators’ studio
   教育者相互のまなびの場に参加してみませんか?           ★☆★つながるくらし fund-raising workshop
   プロアクティブな幸せのお福分け活動

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?