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これは罪、かもしれない

母の病院の付き添いも3ヶ月となる。私自身は今よりも悪くならないための治療と思っているけれど、母はなかなかそうは思えない。やっぱり元に戻りたい、治したいと願っている。

その気持ちは痛いほど分かり、痛みとなって私に刺さる。前のように身体が自由になれば、もっともっと笑顔が増えるだろう。コロナ禍で外出が制限されながらも、今よりは格段に気持ちが軽くなるだろう。そうなって欲しいと、もちろん切に願うのだけれど。


一方で、人は必ず老いる。
人は老いるという現実を受け入れて、折り合いをつけて、そこから新たに生きていくものだと思うから、母にもそうあって欲しいわけで。


でも、そうするには余りにも後悔や未練が多すぎるのも事実。

そんな風に伝えてあげれなかった私の罪、かもしれない。

いつもありがとうございます。いただいたお気持ちは、写真家として、表現者として、もっともっと突き進むための糧として大切に使わせていただきます!