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金沢百万石ビール(ペールエール)の思い出

ペールエールが好きです。

数あるクラフトビールのなかで、ペールエールを別格のように愛しています。

巷ではIPAが爆発的な人気ですが、ワタクシにはちょっと苦味が強すぎる。

スタウトは香りと味にあたりはずれを感じてしまい(ビールの出来ではなく、私の好みとして…です)、なかなか手が伸びづらい。

ペールエールの香り・苦味・コクのバランスが、私にはぴったりなんですね。

初めての記事で紹介するのは、わくわく手作りファーム川北の「金沢百万石ビール ペールエール」です。金沢土産としても、すっかり定着しています。

わくわく手作りファーム川北は、地元で作った農作物で作る地ビールにこだわっています。

私が飲めば「地産地消」。

県民愛がくすぐられます。

ペールエールには石川県産の六条大麦が使われています。水は地元で「しらやまさん」と呼ばれる霊峰白山の伏流水。

ペールエールらしい香りと苦味がありつつも、そんなに強すぎず、甘みも感じます。

クセがなく、どんな食事にも合わせやすいので、普段の夕食にも気軽に取り入れられます。

クラフトビール初心者にもおススメですよ!

さて、このペールエールを記事にしたのには、訳があります。

金沢には「クラフトビア金沢」というクラフトビールのイベントがあり、昨年、ボランティアスタッフとして参加しました。

お客としても参加したことがない、全くの初心者でした。

初めて参加するくせに、ボランティアスタッフ。

初めて参加するくせに、1人で参加。

かなりの度胸と思いますが、度胸があるからといって、右も左もわからない状況が払拭できるわけではありません。

ボランティアスタッフは3~4か所のブースをシフト制で担当するのですが、最初にお世話になったのが「金沢百万石ビール」のブースでした。

その日提供するビールの簡単な説明と、ビールを注ぐタップの使い方を練習し、イベントがスタート。

私も仕事をしているのでわかりますが、自分の仕事をしながら初心者に指示をだし、アドバイスとサポートをすることは、簡単なことではありません。

ブルワーさんは、私が仕事に少し慣れた後も、ビールの泡がたちすぎて注ぎづらそうにしていたり、人が混雑したりすると、私の動きをみてサポートしてくださいました。

そのうえ、時間の隙間があると、私が感じていることや質問をきちんと確認してくださる。

「なんて素敵な人たち!!!」

空き時間には「あそこのヴァイツェンが超上手いから、絶対飲んだ方がいいよ!」と教えてくれ、オフモードもあたたかい。

「今日は絶対楽しい1日になる!!」と確信しました。

「作り手の顔が見えるもの」が素敵というけれど、ビールそのものだけでなく、直接お手伝いさせていただいて感じたお人柄とビールへの愛情。

「わくわく手作りファーム川北 金沢百万石ビール」の皆さま、その節は本当にお世話になりました!

今でも、注いだビールを渡したときの、お客様の嬉しそうな顔を思い出します。

ビール好きがビールを受け取るときって、本当にいい顔してるんです。注がれたビールへの喜び、期待が半端ないっ!

今年はコロナの影響でイベントがどうなるかはわかりませんが、開催されれば必ずボランティアスタッフとして参加したいと思っています。

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