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早霧せいなさんが、"早霧せいな”さんを終えて。

2023年6月1日。

私の大好きな早霧せいなさんが、"早霧せいな”さんとしての活動に終止符を打たれました。

昨年FCを解散された時、「そう遠くないうちに表舞台からいなくなってしまうのかもしれない」。
そう、うっすら感じました。

当時、自分の心境をこちらの記事に書いていたので読み直したのですが、

かっこいい言い方をすれば、ようやく答え合わせができたな。という感じです。
正直、「いついなくなっちゃうか、もう心配しなくて済む」という安堵もちょっとある…

YouTube生配信の後、なんとなく胸がザワザワして『ハリー・ポッターと呪いの子』の当時販売していた最後の公演のチケットを買いました。

その公演が、早霧せいなさんのハーマイオニーの千秋楽、そして"早霧せいな”さんの最後の公演になりました。

カテコでの彼女はとても清々しい、晴れ晴れとした笑顔で。
1年間大変な状況の中で、ハリーポッターという壮大な世界観の舞台に立ち続けた達成感。
それと、"早霧せいな”としてやり切った、という思いもあったんだろうなあ。


2014年。
宝塚、そして早霧せいなさんに出会って、世界が変わりました。
舞台ってこんなに面白いんだ。
芝居は日々変化する、ナマモノなんだということ。
ちぎさんを通じて多様な作品に触れ、様々な価値観を知りました。
どれだけ、人生が彩り豊かになったことか。

作品そのものは嘘でも、そこにある感情は本物だった。
早霧せいなさんのお芝居には、絶対に嘘がなかった。
私はずっと大好きなんだと思う。

作品だけでなく、人間性も魅力的な方。
真っ直ぐな感情と、相手を思って言葉を選んで伝える人。とても強くて、とても優しい。
そんな彼女が好きで、一地球人として本当に尊敬している。


9年。
宝塚退団後は、FCに入って応援もできて。
楽しかったなあ〜!!!!!
ちぎさんの男役、退団後出演した舞台やドラマ、歌やダンス。
コロナ禍、毎日が不安でいっぱいだった中でも、YouTubeやインスタを通じてちぎさんのカラカラした笑い声を聴いたら、とても元気になれた。
どれも欠かすことのできない、大切な思い出。

ちょっとどころか、とっても寂しいけれど。
(だって人生の3分の1好きだった!)

私も新しいバージョンになって、前を向いて進まなきゃな。


ちぎさん、ありがとう。
暗闇を照らす光になってくれて。
これからの人生が、溢れるくらいの幸せで満ちていますように!

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