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若者とメディアを考える、だ!!


作家の津村だ!!


(コラム)


「若者のテレビ離れ」が叫ばれて久しい昨今。

ようやく自分も少しずつですが、"テレビ"との関わりを持つようになれたので、
自分が数年後に直面(ぶつ)かるであろう
「若者のテレビ離れ」問題を今のうちに考えておきたいと思います。


さて、早速逆説ですが、

「今の10代なんてテレビなんか全然見てないよ」

は、本当に?

事実、一家団欒で、リビングのテレビを家族揃って
笑い合って見ることは、今の家庭では珍しいのかも
しれない。

スマホがあるから、個々人がYouTubeを見たり
TikTokを見たりしてるんでしょう。

じゃあ今の10代は、千鳥さん・かまいたちさんを
知らないの?
知っていたとして、コムドットさんやらパパラピーズさんの方が知名度が高いの?

20代は?
YouTubeがメディアレースに台頭しだしてから
もう幾分も経ったよ
20代、下手すりゃ30代もテレビから離れているのか?


このあたりの現実を、
少なくとも僕は具体的に掴めていない。
若者のテレビ離れを、ざっくりとニュアンスでしか
理解できていない。
もはや想像でしかない。

最近特に、"実際のところどうなんだろう?"
を考える。
津村は今年で39。
40代前後(アラフォー)の人々の心持ちだけは、なんとなくわかる。

"置いていかれたくないが、昔の方がやっぱ良い"

おっさんオバさん扱いされたくないから
トレンドは積極的に学び、時に取り入れてもみるが、
自分達が生きて影響を受けた平成が基準であり
信仰もあるため、あくまで過去を上位と考える。


良い捉え方をするなら、古き良きも革新も
両方の良さをバランス良く、ということかも
しれないが、若者たちのメディア問題を考えるたび
この姿勢が間違っているのか?
という疑問といつも対峙する。


科学や技術なら"昔の方が良かった"
はあり得ないのに。
昔のテレビの方が面白かった
…本当に?

今や未来に対してどこまでリスペクトを持てるか
が、今後のメディアに対する一つのカギのような気がします。
今はまだ少し抵抗はありますが。


長くなりましたが、本題へ。


では、若者は、どんな番組なら見たいのか。

ここからは大した分析もせず
あくまで個人的な考えを身勝手に示すことに
なりますが。

今の若者って、受信するだけじゃなく
発信する環境にあるわけじゃない、当たり前の
ように。
だから"映え"が重視される。

それから、数多ある事柄から
"選ぶ"ことにも長けてるよね。
自分が"見つけたい"欲求が、きっと僕らや
その上の世代よりある気がする。

つまり、

若者が見たいものって、
トレンドだったり、最先端じゃないんじゃないか。
だって、それはもう
誰かに選ばれて、誰かが見つけたものだから。
流行を知りたいのは、我々
"置いていかれたくない"世代であって、
若者はとっくにそれを知っていて、
もっと新しいものを見たいんじゃないのか。


だったら、若者に向けたコンテンツって
「今まで見たことない未知のもの」

「誰かに明日言いたくなる(=発信する)ような
インパクト(映え)のある番組」なのでは。

地球グミとかマリトッツォ的なバラエティ。
一見、
え、何やこれ!?どういうこと?
みたいなお笑い番組…。

まあ、今は特にそこまで冒険もできないですし、
んなこたぁわかってるよ的なことを
僕はただ言ってるのかもしれません。


ざっくりしたことをぼんやり長々と言ってる
だけなので、
近々勇気を出して、前述したような分析に
乗っ取った番組案をここで書いてみたいと
思います。





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