乳がん治療 5-バコラ生検/ サラシを巻いたアネゴ、お疲れっス (過去ログ)
検査前の食事制限がないバコラ生検
同意書を提出し検査室に入ると医師が2名、緊張しすぎて何故かヘラヘラしそうになり、口をぎゅっと結ぶ。
上半身裸で横になり、右の背中にクッションを入れ、右胸をイソジンで消毒。超音波で病変の位置を確認しマーク。
局所麻酔のあと、そのマークに驚くほど太い針を刺し、その針の先からクルクル回りながら進む恐ろしく大きく見える機械で、 容赦なく数箇所の細胞を吸い取る。
モニターの実況中継で見るそれは、吸い取るというより、”削り取る” 感覚で、これが痛いのなんのって !!!!
先端に性悪のギザギザドリルが付いている ?! ー激痛で顔が歪み、最初から聞こえる機械音に加え、この性悪ドリルが進む音すら聞こえてきそうで体は硬直。
恨みでもある?! 麻酔は何の為 ?! 声も出ず、ウググググゥーと唸るが、2ツの口から気遣う言葉は一切無し。
昨日の歌舞伎女形の手を持つ医師を見習えヨと心が叫ぶ。
針を抜いた後、傷口を圧迫止血(これも痛ッ)、テープ(絆創膏)を貼ってガーゼを当て、包帯で胸はグルグル巻き、 まるでサラシを巻いた姐御。
その場で鎮痛剤ロルカムを服用、 そのロルカムと抗生剤クラビットを2日分貰いこの間約30分。
包帯は翌日外し、傷口のテープは自然に剥がれるまで 約1週間は貼り放しで良いと言われる。
ヨロヨロ立ち上がり着替え。シャツのボタンが留まらなかったのは、包帯グルグル巻きのせいで、 このまま帰れば他所様に迷惑。
コートがあって助かった。
痛みはやがて治まるだろうが、綺麗だった皮膚が傷つけられ哀れで悲しい。
◾️メモ◾️
この検査、薄着の季節は要注意。
局所麻酔は効かない場合もある・・ 痛いゾ、覚悟せよ
検査費用 ¥29,000
サポートで、同居を始めたカタツムリの飼育ケースを買いたいです。