見出し画像

2020年5月26日(火)曇りときどき雨

眠れない夜を超えて、何とか朝が来た。

先週から、膀胱炎だなあこれはきっとそうだなあとぼんやり思っていたら、月曜、腰痛がひどい。どんどん痛みが増すので「膀胱炎 悪化 腰痛」で調べたら、腎臓まで炎症してるのでは。ということで速攻近くの病院に行く。たぶん腎盂腎炎までには至ってないと思うけど薬出しとくからまた一週間後、と先生に言われて帰る。痛い、まじで痛い。ちょっと仕事進めないとと思って机に向かうけど、呼吸するのさえ響くように痛い。夕方ごろ恐る恐る熱を測ってみると、病院では平熱だった体温が37度にあがっている。これやばいやつだ!と泣きそうになりながら、水のペットボトルを枕元にセッティングしベッドに潜り込む。日頃、割と健康体なので、体調を崩すとものすごく不安になる質である。このまま熱が上がり続けたらどうしよう、もし救急車で運ばれてもたらい回しにされるのではないかetcよからぬ考えが頭をよぎる。寝付けないので、聞けていなかったポッドキャストやインスタLIVEのアーカイブを流しっぱなしにして無理やり目を閉じる。深夜、びっしょり汗をかいていた。怖くて熱は計らなかった。そうしているうちに、眠れない夜は明けて、何とか朝は来た。

腰痛はだいぶましになり、熱も下がった。大事をとってきょう、明日はお休みさせて頂く。何か気分がよくなるようなもの...と思って内田百閒の「ノラや」という随筆集を、ベッドの上で読み進める。ノラの可愛いらしいしぐさの描写などを読んでいると、自分が小さいころ実家で手なずけていた野良猫のことを思い出す。茶色いトラ猫で、チャーと呼んで可愛がり、残り物の魚の骨や牛乳をあげていた。そのチャーも、ある日突然家に来なくなった。いつもご飯を入れてやっていたお皿の上に、手がつけられないままに残された魚の骨。主人をなくしたお風呂場の蓋。猫探しのビラ。雨宿りしながら向かいの駄菓子屋を見つめる後ろ姿。ノラとチャーのエピソードはごちゃ混ぜになり、起きたり眠ったりしながら過ごした。とてもいい時間だった。

【きょう食べたもの】

朝:グラノーラに豆乳ヨーグルトかけたやつ、トマトときゅうりのサラダ、昼:鮭ハラス焼き、納豆、目玉焼き、夜:湯豆腐ときのこ鍋

【通信欄】

というわけで体調不良が続いていたのだけど復活してきました!

居酒屋に行ける日も近づいてきたかね?電車乗らないで行ける空いてるところででもやりたいね。

王舟はいいね。そのアルバムのジャケット写真もすごく好き!わたしは夏が来る前に必ず聞きたいのがキセルの『旅』というアルバムです。なにしろ「夏が来る」「サマタイム」という夏タイトルな曲が2曲も入っていることもありますが、このアルバムを聴いていると、「風呂上りに薄着で寝転がりながら、夏が来る前の湿気を多く含む風がカーテンを揺らすのを見ている」という記憶のどこかにありそうな風景が思い浮かんで仕方ないのです。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?