ラストステージに寄せて〜レビューのような、エッセイのようなもの〜
ぼくが大学時代に所属していた合唱団「同志社コール・フリューゲル」の、第50回記念定期演奏会を聴きにいってきました。
地元の友人や社会人になってから出会った人に「大学で合唱をやっていた」というと、「へー、意外」という反応が返ってきます。
なぜ、ぼくが歌の世界に足を踏み入れることになったのか、いまでもうまく説明できないのですが、ただ「魅入られた」としかいいようがありません。いや、もしかしたら「魔が差した」といったほうが正確かもしれません─。
「入りま……す!」1996年4月