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”シェア別荘”の見学

”私が実現したいこと”は何業で実現できるのかを探るべく、「シェア別荘」とやらを見学しにいってみた。
これはいつも相談相手になってもらっているMさんからの紹介。
「たまたま、こんな記事を見つけたので情報提供です。<貸別荘>とうたっているので、すこし違うかもですが、<シェアリングサービス><会員制>という共通のワードもあります。今週末に見学会もあるようなので、ご参考までに。」と、私が全く把握していなかった情報を共有してくださる。
これどうかな?というものにアンテナをたててくださっていること、それをこうして共有してくださることが、とてもありがたい・・・!

このメールをみて、リンク先にとんで、これは確かに気になるな!と思い、速攻申し込み完了。
普段予定を詰め込むタイプなのに、この日は実家の帰省の予定が前倒しになりちょうど空いていた。運がいい。

見学当日

今回のシェア別荘は、有名建築家が昔にたてたおうち。
見学会場について、オーナーの方とご挨拶。
「建築関係の方ですか?」と問われたけれど、まったく違う。(笑)
「〇〇(有名建築家)がお好きな方・・?」これも違う。そんなに詳しくない。(笑)
しれっとまぎれこむのも難しそうなので、ありのままをお伝えする。

「私はいま多拠点生活をしているんですが、今度4拠点目を増やそうかと考えているところで、”シェア別荘”を運営されている人がいる、イベント開催予定、ということを知って、お話をお伺いしてみたいと思いまして・・・」

「・・・初めてのパターンです・・・!」

ですよね。笑

イレギュラーな角度からの参加になってしまったが、とても丁寧に別荘内をご案内してくださり、1時間枠なのにあれやこれやと話が盛り上がるうちに、1.5時間が経過してしまっていた。

こちらの運営形態は、下記。
・年会費2万円を払えば、1年に1回シェア別荘に宿泊可能
・会員は日中の利用も可能
・施設としては民泊新法にのっとり180日以内で運営

1つの拠点をみんなでシェアする、という考え方は、私がやりたいことに近い。
民泊の話を保健所と打ち合わせた時は、「私がしたいのは民泊ではないんだよな・・・」という感覚でもやっとしていたが、「民泊」の法律にのっとりながら、民泊ほどオープンに広告をせず、「会員制」という形をとり、1つの家をみんなでシェアする、という運営形態は、私の理想に近い。

シェア別荘という運営形態の事例を1つ知って、学びを得た。
そのうえに、そのオーナーさんがまた素敵な方で、有名建築家がたてたおうちをできるだけ”そのまま”残していきたいと、多額の改修費用をかけて換気や排水の設備を整えていて、オーダーメイドの改修依頼に対応できる職人が少なく、職人探しにも、実際の改修にも、想定外の時間と費用がかかり、気づけば1年が過ぎたのだ・・とこれまでの経緯をお話してくださった。

私も”紡人”としていろんな人の想いや、文化や歴史を紡いでいけたらと思っているので、このオーナーさんの考え方もとても好きで共感した。
シェア別荘という運営形態に目を付けて実行されているところもとても素敵。
「また何かご一緒にできたら」なんて、まだ私は何者でもない”何かをしたい人”というだけなのに、とてもうれしいお言葉もいただいた。
ぜひ!!何かご一緒できるようになりたい!!

オーナーさんとの会話をひとしきり楽しんだ私だが、
その別荘も息をするだけで心地よいような空間で、ここでただのんびりコーヒーを飲む、それだけの時間でもとても幸福度の高い時間が過ぎることがイメージできた。
なのでちゃっかり、会員になって帰ってきた。笑

今日の学び

・民泊新法にのっとり、シェア別荘という形で、会員の枠内で別荘を共有する事例を発見!
・会員さんは日中利用も可、という運用も良い
・自分にとってお気に入りの場所である時、賃貸で貸し出すよりも、シェア別荘という形にすれば、宿泊客のいない時は自分も宿泊できるから良い

具体的な事例を1つ身近に聞けて学びが増えたことに加えて、とても素敵な出会いだったので、いつしか一緒になにかできたらいいな~~と妄想を膨らませているところです。(まだ何もしていないから少しずつ形にしていこう・・・!)

シェア別荘も、とても素敵な空間だった。いつ泊まりにいこうかな~

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