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0歳児の育休中、一発試験で普通自動車免許を取る

タイトルの通り、育休期間中に一発試験で普通自動車免許を取得しました。
受験地は東京都の府中運転免許試験場で、人生初の免許取得です。

一発試験って情報が少ないなぁと困ったり、
事前に思い描いていたよりだいぶ家族の支援頼みになってしまったなぁと反省したり。
少しでもどなたかの参考になればと思い、記録を残したいと思います。

こちらのnoteでは
・前提となる情報(実家に子ども預けられる環境か等)
・一発試験が実際どうだったかのサマリー
を記しますので、お忙しいかたは目次だけ見ていただくと良いと思います。


前提情報

  • 第一子である0歳児の育休中

  • 夫はフルタイム/普通自動車免許あり/マイカーあり

  • 実家までは公共交通機関で1時間以内

  • 府中試験場までは1時間半くらい

  • 私・夫どちらの両親も仕事は引退済み、子を預けることは可能

免許取得向けに行った/行わなかったこと

  • 非公認の自動車教習所へ入校

  • 府中試験場のコース開放で1回練習(自家用車を使用、夫に同乗してもらう)

  • 仮免中、自家用車では練習せず

なお、私は教習所に入金した日から107日後、およそ3ヶ月半後に免許を取得できました。

育休中の一発試験どうだった?

私同様に人生初の免許取得ということを念頭に。
育休中の免許取得で一発試験をオススメしたいのは、平日子どもを実家等に預けることができ、教習所に通う回数を最低限に抑えたい人です。
というか子どもを預けられないとかなり厳しいです。

公認の自動車教習所がどうかはわかりませんが、一発試験の場合、学科も実技も平日のみ開催です。
また、家〜試験場の往復時間+試験時間+待ち時間(これが結構ある)によって拘束時間が長いです。午前枠か午後枠どちらかでの受験といえど、家を出て帰宅するまで7−8時間はかかりました。
教習は一度に何時間受けるか等を自分でコントロールできても、試験の方はどうにもなりません。これを念頭に置いて一発試験でいくのか判断する必要があります。

個人的には、もし徒歩圏内に託児付きの公認自動車教習所があったとしたら、少し迷うものの公認を選ぶと思います。
そのほうが難易度的に楽(と言われている)だし
近所だから移動時間の無駄が減るし、
実技試験のときに横に警察官を乗せなくていいし。笑
あとは近所だと今後も日常生活で運転する可能性の高い道路で練習できる点が合理的だと感じます。

ただ少し迷ったのは、やはり学科で教習所に通うのが圧倒的に面倒だから。
学科を自習で終えた身からすると、きっと眠くなるであろう授業のために子どもを何時間も預けたくないと思うのは当然かもしれません。


進め方のオススメ

また、育休中かどうかに限らず一発試験で免許取得をめざすかたに、進め方としてオススメなことが3点あります。

  1. 教習日程を実技試験日の直前に詰め込むこと

  2. 試験場のコース開放を予約して練習すること(仮免前)

  3. 実技試験で当日キャンセル待ちを有効活用すること

1.教習日程を実技試験日の直前に詰め込むこと

これは私が通った教習所の方針なんですが、私は仮免のときこの方針を守らず失敗しました。
教習日を分散させたことで教習のたびに運転を思い出すような状況。感覚的に1週間空くとこうなります。結果として仮免は3回目の受験でやっと合格しました。
この反省も踏まえ、本免は試験日前の1週間に練習を集約したことで運転感覚が掴め、一発合格できました。
一発試験は実技の予約がネック(時期によって空きが最短1ヶ月先)なので、とにかく予約できた日程で一発で受かることに全力を尽くせるスケジュールが大事だと思います。

2.試験場のコース開放を予約して練習すること(仮免前)

試験場のコース開放は、仮免の実際のコースを試験前に試せる絶好のチャンスです。私は仮免に2回落ちた後にコース開放で練習、その翌日に仮免3回目を受け合格しました。
やはり本番の環境で練習するのが最短ルートだと思います。私が合格した仮免受験のとき、偶然にも合格者の何人もがコース開放で1−2回練習を経験していました。
なお、コース開放も予約がなかなか取りづらいようです。実技試験ほどではありませんでしたが、なかなか電話が繋がらずかけまくりました。

また、コース開放のネックは自分で車を用意すること同乗する指導員を確保することです。我が家の場合自家用車があり、夫が免許を取って3年以上経過しているため指導員として同乗可能だったことからコース開放を活用して練習できました。練習に来ていた他の多くの人は通っている教習所の先生と待ち合わせをしている様子だったので、教習所のメニューとしてコース開放で練習できるところもあるようです。
私は教習所選びの時にその観点は持っていませんでしたが、一発試験でいくなら教習所探しではそういったメニューの有無もチェックしてみると良いかもしれません。

3.実技試験で当日キャンセル待ちを有効活用すること

前述の通り、実技試験の予約はなかなか近い日程では取れません。ようやく実技試験の日を迎えたのに落ちてしまうと、次の受験日がまた1ヶ月後…??!となってしまう可能性も。
私が教習所に通い始めたのは育休の残り予定が5ヶ月のタイミング。当初は5ヶ月あればさすがに免許とれるよねと思っていたものの、再受験が1ヶ月後なんていうのを繰り返していたらあっという間に育休が終わってしまいます。保活とかもあるし、うかうかしていられません。

そこで、仮免の2回目・3回目受験は当日のキャンセル待ちで受験しました。
キャンセル待ちはその名の通り、欠席者がいればその空き枠の人数分だけ追加で受験できるもの。当日頑張って試験場まで行ってキャンセル待ちの申し込みをすればよく、午前試験・午後試験があるのでチャンスは1日2回です。(AM受験して落ちた場合同日PM枠のキャンセル待ちは不可)
※キャンセル待ちは情勢等に応じて変更があったり試験場によっては無い?ようなので直接ご確認ください。

空き枠よりも申込者が多ければ抽選で当たらないと受験できないし、空きが出なければもちろん受けられません。せっかく試験場に行っても受けられない可能性があるので初めて使うまでにはだいぶ葛藤がありました。実家に子どもを預けてきたのに受験もできずに帰ることになったら残念すぎる‥

でも、私が受けていた頃は仮免はほぼ毎回空きが1枠は出ているようでした。私は以下のような感じで当日キャンセル枠で受験できました。
<仮免受験2回目>
当日キャンセルAM枠→私含め2人申込、キャンセルも2枠出て受験
<仮免受験3回目>
当日キャンセルAM枠→私含め3人申込、キャンセルは1枠出て抽選に外れる
当日キャンセルPM枠→私含め3人申込、キャンセルは1枠出て抽選に当たり受験

なお、私は仮免に落ちてからキャンセル待ちを使い始めましたが、1回目の仮免受験もキャンセル待ち可能なはずです。
ですので、なるべく巻きで受験していきたい人は予約した試験日より前に当日キャンセル待ちにチャレンジするのもアリかと思います。

そして幸いなことに本免=路上試験は一発合格できたのでキャンセル待ちは利用しませんでしたが、私が受けていた頃の府中試験場では路上試験のキャンセル待ちは毎日開催ではない(確か月水金)+AM枠はなくPM枠のみ という感じで仮免より機会が少ないようでした。
本当に一発合格できてよかった…

「非公認の自動車教習所の方が安い」は本当だったのか

非公認を選ぶメリットに「公認より安いことが多い」と挙げられている記事が多いですが、実際私の場合にどうだったかを記してこの記事の結びにしたいと思います。

教習所:225,500円
府中試験場に支払った諸々の手数料:19,600円
コース開放利用:2,200円
特定教習費用:16,940円
—-
合計 264,240円

厳密には教習所と試験場までの交通費もかかっていますが加えていません。
AT車の平均教習所費用が約29万らしいので、私の場合は「若干安かった」ようです。教習所のプランを少し教習時間数多めのものにしていたので、そうしなければもっと安く抑えることもできたと思います。

とりあえず、こうして0歳児の育休中に免許を取る挑戦を無事終えることができました。
でもやっぱり大学生とか時間の融通がきくときに免許をとっておけば一番よかった!とあのときの自分に伝えたいです。笑

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