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母乳育児は妊娠中からはじまっている

こんにちは
つみき助産院のまつふじです

今日は母乳育児についてお話したいと思います。
まだきちんと整えていないので、思い付いたままを書いています。


乳汁(母乳)の生産は妊娠期からはじまります。
つわりが終わった16周から母乳のもとがつくられる。

基本は和食
血液を温める、流す食事をこころがける

おっぱいはでたらあげたいっていう人でも、産まれたら気が変わる人がほとんどなので
でたらではなく
でるようにカラダを整えていてほしい


お産後すぐ
できれば2時間以内におっぱいをくわえさせる。
1番やる気になっている時間。
この世に産まれてはじめて口にするものが、プラスチックからででくる人工乳より母体が赤ちゃんのために何ヶ月もかけて準備した母乳であってほしい。

当日
まだ乳はでない
出ていないのが当たり前
でも吸わせる
目安は3時間
できれば夜中も
産んだら24時間休みのない耐久レースがはじまる
この時のために妊娠中には体力をつけていないといけない

1日目
まだまだ乳はでない
にじむぐらい出る人もいるが成長するほどではない
赤ちゃんの体重は減る
減らないと病気の可能性があるため、飲ませても減る体になっている
ちょっとずつ起き始める子もいる
ここでも諦めず
抱く、抱かれなれる練習をしておく
明日ぐらいから母乳がたくさんつくられはじめていくので、その時に赤ちゃんが吸えていないと、ママも吸わせられないと岩のように硬くなるお乳に対応できない

2日目
ちょっとずつお乳に母乳が集まってくる
あったかかくなったり
重たくなったりしてくる
引き継ぎ赤ちゃんへの練習はくりかえす
授乳の間で昼寝する練習をする
入院中の見舞いや面会は正直不要(パパ以外)
やっと赤ちゃんが覚醒し始める
良くなくようになる
抱っこじゃないとなく
それは当たり前
10か月もお腹の中でママに抱っこしてもらってたのに、離れてしまったら落ち着かないに決まってる
これでもかってぐらい抱っこしてほしい

3日目
おっぱいが活動しはじめます
2日間練習してきた成果を出す時です
ひっきりなしに欲しがります
3時間ルールは無視します
抱き方、くわえさせかたさえ整っていれば必ず母乳量は増えます
授乳の間はナースステーションに預けて寝てください
ご飯はしっかり食べること
よく噛んで食べること

4日目
退院する人もいるかもしれません
3時間サイクルで母乳も出来上がるので時間をみながら授乳していきましょう
乳首がきれた
首、腰も限界がきます
なれない抱っこ
緊張でガチガチです
ストレッチしましょう
母乳は乳房だけが出すわけではなく
肩甲骨や腕のこり、血流が関係してきます
深呼吸もしてカラダと心を整えます

5日目
退院
時間があくので気をつけましょう
帰ったらすぐに寝巻きに着替える
赤ちゃんの寝床を整える
布団に横になって深呼吸
しっかりと深呼吸
さぁ第二ラウンドのはじまりです


退院の翌日から訪問助産師にきてもらい
乳房の状態、ママのカラダの調整、赤ちゃんの様子をみてもらいましょう

訪問助産師への連絡は、妊娠中から繋がっておくとスムーズですよ。



時々1か月健診の後あたりからご連絡を頂く場合があります。
正直…
1か月をすぎると母乳生産工場はこれ以上つくらないよという時期になっているので、難しいケースもあります。
生後10目まででその後の生産量が変わるので、遅くても10日目までにご連絡ください。

母乳をあげるいじょう助産師とは繋がっていた方が便利です。

完全母乳をすすめているわけではなく、
赤ちゃんが求めてくるいじょう
ママが母乳をあげたいと思う気持ちを消したくないんです

母乳育児は命を分け与える行為です
血をわけます

身を削ってまでもあげたい
『子を守る気持ち  母性』を育てたいんです


そのための助産師です

どの時期にきちんと教えることができる助産師にあえるかで、その母子の母乳ライフが変わります

なんともいえない
人工的には作り出せない
人間の基礎となる部分を構築できるのが母乳育児だと思っています


助産師はお産のときだけ支えているわけではありません。
目の前の母子をしっかりとみつめ
手を取り合って歩みだしていく道を横で伴走するんです

あなたのmy助産師とは長い付き合いになると思います

是非あなたのあなたの事を想ってくれる助産師にであえますように

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