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とうもろこし🌽(端っこが好きな話)

父の家庭菜園にて、とうもろこしが収穫頃になっています。
とうもろこしが大好きすぎて、食事プラス気づいたら一本食べてしまいます。恐ろしや。
さつまいもととうもろこしは、お腹のコンディション調整が難しいです。
いつ食べるのが正解なんですかね。

茹で、焼き、蒸し。
かき揚げ、もろこしご飯、ポタージュ、バターコーン
いろんな食べ方がありますが、みなさんはどの食べ方が好きですか?

今回は、調理方法ではなく、好きな部分について。
とうもろこしの両端、どちらが甘いか問題です。
幹に近いつけ根の太い方か、先ちっちょの方か。

とうもろこし生産者である父は、幹に近い太い方から栄養がきているので、付け根の方が甘いと言います。

私は端っこ論信者のため、後者です。

端っこ論とは、食べものの「うまみ」はその端にあり。養分や糖分は先っちょに凝縮されている、という説です。いま名付けました。
祖父がこの提唱者でした。

祖父曰く、とうもろこしの先端は、粒がランダムになっていて食べにくくはあるものの、断然甘味が濃厚だというのです。
いちごもヘタを持った時にとんがっている先っちょの方が甘いし、スイカも皮側を底辺とした三角の頂点が1番甘いです。
(スイカは、中心部に甘みが集まっていることになります)
魚も、鰻も良く動かす尻尾の方が美味しい。
食パンも両端の面が全て耳になっている部分が香ばしくて美味しい。

祖父は、遊びに来る孫(私たち)に美味しいところ、いいところを与えてくれ、わしはええんや、むしろ、端っこが美味しいんやと残った切れ端を食べていました。
端っこ論の起源は、主客に対し1番見栄えも良く美味しい真ん中をサーブする中での相手への気遣いだったのだと思います。


とはいえ、野菜も果物も魚も、部分によって味が違うのは事実なんですよね。
バナナも縦に3パート(甘い、酸っぱい、無味)に分かれます。

トマトなどの夏野菜はフレッシュで1つ丸ごと食べることができるので、意識を集中して、その違いを味わう…
マインドルフネスの練習になるかもしれません。

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