1分で話せ

自分なりに読んだ本のレビュー・要約を投稿します。

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▼題名:1分で話せ
▼著者:伊藤洋一➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

①「何が大事なのか」そして
②「どうしたら相手に伝わるのか」

をきちんと考えることが必要。

聞き手のことを考え、聞き手をどういう状態に持っていくのがいいのかを見定める。

それを実行するために、何をすればいいか、
何を伝えればいいかを逆算することがプレゼンのスタート!!!

◼️人は、相手の話の80%は聞いていない
それが当然。
まず「みんな人の話を聞いていない」というところからスタート

そのために必要なのは、

「1分で話せるように話を組み立て、
 伝えること」

◼️右脳(イメージ)と左脳(理屈)に働きかける
・そもそも、何のために自分はいるのか?
・何のためにプレゼンするのか?

ープレゼンとは、人(聞き手)を動かすことー
具体的に言語化すると…
5W2Hの構造になっている。
「いつ、どこで、誰に、なにを、どうしてもらいたい、いくらで」

🦸‍♂️特に重要なのは、「誰に」
相手は誰??
ex.
・どういう立場?
・とんなことに興味がある?
・その人の上司は誰?
・なにをどんな風に言うとネガティヴな反応をする?
・どんなプレゼンを求めている

◼️ゴールは何か
具体的に、聞き手がどこまでやればいいかを決める。
・賛成また反対の意思表示のみ?
・聞き手の賛成?
・聞き手に動いてもらうこと?

◼️ロジカルな1分ストーリーを考える
・悪い例
ーAさんもいいと言っていました。
お得意さんも喜んでいました。
実際に数字も上がっています。

で?

◼️考えるとは、結論を導き出すこと
ー自分の中にすでにある「知識」と自分の外にある「情報」を加工しながら、結論を導き出すことー

考えるとは、結論を出す行為である。

例えば…

・眠い(情報)+カフェインは眠気が取れる(知識)=コーヒーを飲もう(行動)

・曇っている(情報)+曇りのあとは大抵雨だ(知識)=傘を持って行こう(行動)

・渋滞している(情報)+いつも混まない裏道を知っている(知識)=次の信号を右に曲がり、裏道から帰ろう。

◼️結論を出すためのポイント
ー自分に問いを立ててみる。

【方法】
①自分なりに根拠を並べる
②「だから何?」と問うてみる
③その答えに「ファイナルアンサー?」とさらに問う

🦸‍♂️黄金の質問
・だから、何?
・本当か?
・ファイナルアンサー?

◼️根拠は3つ
例えば…ランチ

・悪い例
ーA店、行こうよ。美味しいから!
ースタバ行こうよ。コーヒーあるから。

・根拠3つの説得性の高い例
ーA店行こうよ。美味しくて、安くて、雰囲気もいいから。
ースタバ行こうよ。この時間は空いてるし、新作のコーヒーもこの前美味しかったし、イケメン定員もいるから。

◼️意味がつながっていれば「ロジカル」
会社が好きです。
なぜなら、業績がいいからです。

ーなぜ?業績がいいから好きなのか?

ー業績がいいと、給料が高いから。

「給料が高い」という意味が隠れている。

◼️「基本的に」は不要
いらない言葉をいかに削るか
簡単な言葉を使う
🚩たくさん話したくなるのは、話し手のエゴ
🚩聞き手は必要最低限の情報しか、欲しくない

🦸‍♂️もっとスッキリ、カンタンできないか?
話す前に問いを立てる

◼️頑張ったことは話すな!
話が伝わらなくなる4つの話
・「プロセス」を話す
・気を遣いすぎる
・自分の意見とは違うことを言う
・笑いを入れる

◼️通じないときは、前提を揃える
前提:
・もし、自分があの職場に異動したら、
・同じ立場なら
・新規立ち上げの社員なら、

◼️集中して聞いてもらうための「スッキリ・カンタン」
・聞いてもらうために、先にすべきこと
ー注目してもらう。
ー集中力をこちらに向けてもらう。

そのために…
「スッキリ・カンタン」短く言いきる
何を言っているかわからなくなると、聞き手は迷子になる。そして集中力が別に向く

例えば…
✖️ラグジュアリーな素材を使用した商品は、弊社のコアコンピタンスでして…

●選りすぐった高級素材を使用した商品が、弊社の強みです

💡中学生が理解できるレベルの言葉しか使わない

◼️「想像してみてください」
聞き手に、自分が作ったイメージに入り込んできてもらう言葉。

正しいことを言うだけでは、人は動かない。
イメージを想像し、感情が揺さぶられる。

ー自分の頭のイメージに入り込ませるー

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