毎日、妻を撮る30日経過。いい写真撮れた時の罠。
前回の10日間ごとのまとめ記事
スキしてくれた神たちのおかげで
うれしい通知を頂きました。
(この画像の1は1位の1なんだろうか、、、)
思えば、これも罠の一つだったのかもしれない。
毎日、妻を撮影してるので1日のノルマを果たすような気持ちで、さくっと撮ることが多いです
スマホゲーのデイリーミッションの消化みたいな感じを想像して頂ければ近いのではないか
子どもを見ながらの撮影ですし
撮影の仕事でもなく
自分の作品をつくってるわけでもない
1枚1枚に意味があるというより
写らない時間こそが大切
そう思って撮影していても
うっかりいい写真(※当社比)が撮れてしまうのが写真のコワさなわけです
いい写真が撮れた当日は嬉しい気持ちが
撮影後もじんわりと続きます
毎日撮っているからこそのご褒美だなぁ
写真って楽しいなぁ
この妻かわいいなぁ
そんな幸せな気持ちです
ヤバいのは次の日です昨日の写真がなんとなく頭にあり続けます妻とのいい時間を過ごそう今日もいい写真撮れるかも
さくっとの写真じゃなんか物足りない
まるで中毒のようなんです
いい写真中毒
それでもまだ1日いい写真撮れただけなら
大したことないんですけれども
連日のうっかりが起きてしまいました
いい光に出会ってしまったのです
もうこうなると
次の日は「うっかり」ではなく
「しっかり」いい写真を撮ろうとしている自分がいましたそんな日に出会ってしまったのがこの光
この光の雰囲気のまま
妻のポートレートを撮りたいと思いました
妻と子どもとの写真は「妻を撮る」にカウントしない
そんなマイルールを勝手につくっていたからです
この写真を撮った時のことを妻は夜にこう言いました
「あのね、いきなり大きな声を出されるのは怖い」
距離が遠い、マスクをしてる
声が大きくなる理由はありますが
いいものを撮ろうと熱くなっていて
妻<写真
こうなっていたことが1番の要因だと思います
この日、毎日妻を撮るのはもう辞めたい
というか、いっそ写真を撮るのをもう辞めたほうがいいのではと感じました
翌日も、妻とまともに言葉を交わすこともできず
いつ「もう撮影するのをやめようと思う」と
伝えればいいのかと悩んだまま1日が終わろうとしてました
せめて妻の後ろ姿だけでも撮って
結論を明日に持ち越せるようにしておこう
そう思ってカメラを取り出すと
妻はいつもと変わらずこちらを見て
と、笑ってくれました
これが28日目のできごと
そこからなんとか気を持ち直し
なんとか節目の1ヶ月を迎えることができました
30日目には
いつもなら「そこに立ってみて」と軽く一言ではじめてた撮影も、「あの花キレイだね」「光が面白いかも」「ちょっと撮ってみてもいい?」といった感じで
指示っぽい言葉から
共感や質問っぽい言葉に変えて
撮りたくなるまでの自分の気持ちを
なるべく多く口にして伝えるようにしてみました
自分のダメなところがひょっこり顔を出さないようにシステムをつくっていこう
そんな感じです
そんなこんなで早くも頓挫しそうになった
妻を毎日撮るという結婚記念日の誓いですが
ギリギリなんとか続いてます
いい写真は写真好きにとっては
脳内麻薬ドバドバものなので
熱くなりがちなタイプの方は
僕と同じ罠にかかないようご注意を!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?