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声のアルバムがあってもいいと思う話

こんにちは。つくしです。
一昨日、新月だったこともあって、今日見た月が細長く、なんとも儚くて素敵でした。

さて、今回は「声を残していくこと」、声の記録というか、声の保存についての話を書こうと思います。

SPOON内で声の保存、というと、LIVE配信の保存、CAST機能があります。毎日ラジオ風音声をCASTに上げている方もいて、その努力と才能にひれ伏しているこの頃です。

声は最初に忘れる

近しい人が亡くなったり、遠くに行って会えなくなったりした時に、人は声→顔→思い出の順で忘れていくらしいです。

匂いの記憶は案外強くて、だからドルチェアンドガッパーナのせいなのも、一瞬で体温蘇るからついて行きたくなっちゃうのも、そーゆうことらしいのです。(蛇足)

体調や感情が乗る声だからこそ、忘れないように写真や動画と同じように残して、聴き返して楽しみたい、とふと最近思いました。

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自分の声で話せなくなったときのために声を残しておく

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病があります。手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。会話するために必要な筋肉が衰えるため、発話が十分にできなくなります。

私の好きな漫画、宇宙兄弟の主人公の恩師、シャロン博士がまさにそれ。漫画の中では声を完全に失う前に録音して、合成された音声を元にコミュニケーションを取る様子が描写されています。
実際に様々なプロジェクトが動いているようです。

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声のアルバムがあってもいい

昨年、声を残せるチェキが発売されて話題になりました。instax mini LiPlayは音チェキとも呼ばれて、最大10秒の音声を録音することができ、音を聴くためのQRコード付きで出力されます。

死ぬ前の遺言だけでもなく、死後に聞いて欲しいメッセージだけでもなく、もっとカジュアルに、生まれた時の泣き声や、「あーあー、うーうー」といった喃語(なんご)から、兄弟喧嘩の声だったり、プロポーズの時の音声だったりを、気軽に残して行ける「声のアルバム」があったらいいなぁと思うのでした。

今も技術的には出来ることだけど、普遍的に、簡単に皆が使えるサービスが作れたら…という夢をそのうち実現したい( ˊ꒳ˋ ) ᐝ

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。また次回もお楽しみに( ᐛ👐)
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参考:


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