【R4】総合的空家対策~空家は放置すれば負の遺産、活用すれば地域の宝~
団体名
米原市シティセールス課
事業概要
市内の空家は年々増加傾向にあり、令和3年度の調査では1,170戸の空家が存在することが分かっています。市では「空家は放置すれば負の遺産、活用すれば地域の宝」をスローガンに、空家を活用した移住定住の促進や地域コミュニティの活性化、市民の安全安心な生活環境の確保などを進めています。
取組内容
空家が危険な空家になる前に有効活用を進めるため、空家バンク事業に積極的に取り組んでいます。これまで129世帯、279人が空家に住まわれており(滋賀県内No.1)、空家バンクに登録されている移住希望者は200世帯を超えています。
課題
市内には1,000戸を超える空家が存在しているにも関わらず、空家バンクに登録されている物件はわずかに70戸程度で、登録物件が不足しています。今後も空家増加が見込まれる中、空家になる前の取組や、空家バンク登録を促進する必要があります。
今後の計画
空家所有者の方は、先祖代々受け継いできた大切な家を手放すことや、誰かに貸すことで地域に迷惑をかけてしまうといった様々な不安により、空家バンク登録に一歩を踏み出せない状況があります。そこで、地域ぐるみの空家活用を後押しする「空家バンクサポーター」の募集や、空家を活用した新たな生業づくりに挑戦する「空家再生みらいつくり隊」を設置する中で、空家活用の成功事例を積み重ね、地域の不安を払拭し、空家バンク登録の促進を図っていきます。
将来の見込み
米原市内の空家が全て空家バンクに登録され、空家に移住者が次々と入ることで、地域の担い手が生まれています。また、空家を活用した宿泊施設、カフェ、観光施設などが次々と生まれ、空家が地域の宝として生まれ変わり、更なる移住者の獲得に繋がるサイクルが生まれています。
求む!
「空家は放置すれば負の遺産、活用すれば地域の宝」空家バンク登録の後押しをしていただく、空家バンクサポーターを募集しています。空家バンクサポーターがおられる自治会で、空家バンクに空家物件が登録された場合などは、自治会に交付金をお支払いしていますので、個人での応募のほか、自治会からの推薦もよろしくお願いします。
リンク先
ウェブサイト(米原市)
ウェブサイト(まいばら空き家対策研究会)
つくる未来展の説明についてはこちら
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