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リンゴの花が咲く中で、リンゴの枯れ枝処理と草刈りをしました!

5月13日土曜日、「無摘果リンゴでつくるシードル(ハードサイダー)プロジェクト」の一環として、リンゴ農家の佐々木悦雄さんのリンゴ畑に有志が集まり、農作業を行いました。

例年この時期は「花摘み」という作業をするそうですが、今年は昨年の手入れの状況と、ぐんと冷え込んだ遅霜の影響で、花摘みが必要なほど花は咲きませんでした。

一方、今年は「腐乱病」という病気で枯れてしまった枝が多く見られるため、これ以上病気を広げないために、枯れてしまった枝を切り落として、落とした枝もそのままにせずに拾っておかなければいけないとのことでした。

早速リンゴ畑に行ってみると、確かに花はちらほらしか咲いていませんでしたが、小さくてかわいいリンゴの花をみることができました。

わずかながら咲いていた、可愛らしいリンゴの花

悦雄さんに病気で枯れた枝の見分け方と、枝を切り落とす時のコツを教わり、早速作業開始。

一度、枝の下にノコギリをちょっと入れてから、最後は上から切り落とす

改めてリンゴ畑を見渡してみると、確かに枯れ枝がたくさんあり、中には木全体が枯れて根本から切り倒さなければいけない木も……。

羊がいないほうの畑が下草が伸びてきています

「これもここからダメになってる(枯れてしまっている)なあ……。」と呟きながら、少し複雑な表情を浮かべながらの作業となりました。

参加者の中には、自宅の庭木の剪定で使っているというチェーンソーを持参してくださった方もいて、手が届かない高いところの枝や、手ノコでは切るのが大変な太い枝や幹を切るのに大活躍でした。

チェーンソーがあると助かる!

切り落とした枝を集める作業では、参加者のお子さん(5才の女の子)も大活躍! 終始楽しそうにおしゃべりしながらも、せっせと動いて枝をたくさん集めてカゴにまとめてくれました。

枝を切る人だけでなく、そのサポート役も重要でした

休憩時間には、リンゴ畑の雑草を食べてくれている羊さんたちに会いに行きました。

リンゴ畑には、コリデールが1頭、サフォークが2頭
怖がってこちらの様子を伺っている羊さん

休憩後も作業は続き、最終的にこんなにたくさんの枝や幹を切り落としました。

『街と、その不確かな壁』(村上春樹)に出てくるリンゴの薪

最後には仕上げの草刈りをしてこの日の作業は終了となりました。

マキタのワイヤー式の刈り払い機。軽くてグッド

作業を終えた参加者からは、こんな感想を聞くことができました。

「当初はお花見できるのかなって楽しみにしてたけど、ちょっとだけだったけど花が見れたり、羊と会えたり、枝打ちのやり方も教えてもらえてよかった」
「切る枝の見分け方を覚えられてよかった」
「前回剪定したことによって葉っぱのつき方がこうなるのかっていうのが見れてよかった」
「前回の剪定の時は1日で作業終わらなかったけれど、今日は6人で3時間かけて、みんなの力で作業を終わらせることができてよかった」

プロジェクトはこのあと、6月に簡易摘果を行い、7月以降にはラベルデザインの検討を行う予定です。ぜひご参加ください。

プロジェクトの参加は、こちらの購入ページから
このプロジェクトへのご参加は、以下のページからメンバーシップNFTをご購入ください。よろしくお願いします!

(撮影・編集 ももばち企画 千葉桃)

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