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講座「妖怪と神々の里 ようこそ遠野物語の舞台へ」

岩手県の内陸に位置する遠野市。柳田國男の『遠野物語』で名を知られた地域です。カッパや座敷わらしといった妖怪の話や伝承された昔話や神話が描かれ、有名になりました。
遠野は昔から交通の要衝として栄えた歴史があり、近年ではビールの里プロジェクトの盛り上がりや起業家の移住に伴う空き家の活用など、新たな動きもあります。

遠野に来たことのある人は、少し疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。道のわきにやたら多い石碑、どこに立っても360度迫る山、なにかと妖怪のせいにする遠野人・・・。それは『遠野物語』が生まれた背景を知ることで、謎を紐解いていくことができます。遠野に関わるとき、『遠野物語』の存在を抜きにして遠野は語れないのです。

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この講座では、何が遠野を特徴づけるのか、なぜ『遠野物語』は日本のどこでもなく遠野が舞台になったのか、柳田國男が書いた『遠野物語』とは一体何だったのか、ということを学びます。
旅行、仕事などで来たことがある人も、名前を聞いたことがあるだけという人も、きっと見方が変わる。遠野にかかわるのがもっとおもしろくなる講座です。

移住後に遠野物語にドはまりしたローカルプロデューサー富川岳さんと、遠野の山奥で育ったのに遠野物語は全然読んだことがなかった多田陽香が、文献や実体験を踏まえながら遠野をおもしろがります。

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講座「妖怪と神々の里 ようこそ遠野物語の舞台へ」

日時:2020年5月27日(水) 19:30-21:00
キャンパス:オンライン配信(zoomのURLを参加者にメールにてご連絡します。ご利用前にアプリ「Zoom」をダウンロードください。)
参加費:1,500円
必要なもの:オンライン配信を閲覧できる環境

-こんな人におすすめ-
・観光名所めぐりだけでない少しディープな旅行をするのが好きな人
・遠野にきたことがない人 / 名前だけ知っている人
・遠野物語を読んだことがない人
・遠野は知っているけど遠野物語のことはよく知らない人
・妖怪や神々、信仰に興味がある人

講師プロフィール

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富川 岳
新潟県長岡市生まれ。ローカルプロデューサー。富川屋 / to know 代表。都内の広告会社(spicebox / 博報堂常駐)を経て2016年に岩手県遠野市に移住。株式会社Next Commons共同創業を経て、フリーランスのプロデューサーとして独立。デザインや情報発信を生業とする。また、『遠野物語』を中心に東北の地域文化に傾倒し、民俗学の視点からその土地の物語を編み直し、“いま”を生きる人々の糧とするべくフィールドワークや商品開発、デザイン、教育機関と連携した取り組み等を行っている。

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多田 陽香
岩手県遠野市宮守町出身。Next Commons Lab遠野 コーディネーター。高校卒業後上京。学生時代にインカレ団体の発足・企画運営を行い、都内でITベンダーのSEとして勤務。2018年8月にUターンしNCL遠野に参画。



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