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過去の講座/サークル/イベント

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#つくる大学

2/20 これからの時代の公設図書館と私設図書館

人口減少時代への移行によって、新しい「パブリック(公共)」をつくろうとする市民の動きが各地で見られています。例えば、石川県加賀市の山代温泉通りに開設された「おんせん図書館みかん」は、市民がつくる公共をコンセプトに掲げ、市民立の私設図書館づくりに取り組んでいます。一方で、これまでの公設の「パブリック」をアップデートしていく動きも出てきており、公設図書館の新しい形を模索するための実践も広がっています。今回の対談では「図書館」のフィールドで、公設のパブリックと私設のパブリックに取り

本の舞台をめぐるオンラインツアー 第1弾「ヤマユリワラシ」

2016年に出版された澤見彰の歴史ファンタジー小説「ヤマユリワラシ」。亡くなった人の冥福を祈り、死後の世界で幸せに暮らしてほしいという姿を家族や友人が絵師に描かせた「供養絵額」を題材にした本です。今回は、小説の舞台になっている岩手県遠野市のスポットを巡るオンラインツアーを3回に分けて開催します。 1冊の小説を切り口に物語の世界から少し飛び出して、小説にでてくる実在のスポットを旅してみませんか。 <ヤマユリワラシあらすじ> 嘉永三年(1850)南部藩、遠野。城下に住まう外川

アサーションとの出会いー自分も相手も大切にするコミュニケーション

言いたいことをついグッと飲み込んで、負担を引き受けてしまっていませんか? 「好きなことをして生きていこう。」そんなフレーズが飛び交う近年。「好きなこと」という言葉に注目が集まるのは、自分の望むように好きなことをして生きることができない人が多いからかもしれません。 就職、転職、結婚、出産、人生には様々な転機があります。選択するのはあなた自身だけれども、身の回りの大切な人たちを傷つけないか、反対されないか等と考え、自分に正直な選択をすることは時にとても難しいものです。しかしそ

11/30 Haburi展示 「OBSCURED LANDSCAPE/遮られた風景 」 アフタートークイベント

つくる大学を運営しているNext Commons Lab 遠野で、2020年7月よりモニター受け入れをはじめている「クリエイター・イン・レジデンス」。(※新型コロナウイルスにより移動の制限が発生した場合等、急遽中止となる場合もございます。) 参加してくださる7名の方々には、つくる大学で講座や展示、演奏会等、これまでの活動と遠野での滞在中に得たことを紹介してもらう時間をつくります。クリエイターの方々が遠野に来て、何が起こったのか、起こるのかを感じられる時間です。ぜひ足をお運びく

連続講座「地球環境を考える~ゼロ・ウェイストの一歩~」

世界中で高まっている地球温暖化に対する意識。しかしなかなか自分事として捉えられている人は少ないのではないでしょうか。つくる大学の拠点は岩手県遠野市にあります。自然に囲まれた環境に身を置き、生活しているからこそ、自然と共存して生きていくために考えないといけないことがあるのではないか。そういった想いから、まずは今の地球環境を知るべく、8月30日に国際NGOピースボートの岡田絢さんを迎え、講座「持続可能な社会に向けて、地球環境を知る」を開催しました。 会場とオンライン参加者合わせ

9/28 で・くらす遠野×つくる大学 講座「みんなでつくろう!まちの広報誌」 実践型ワークショップ

今回の講座では、岩手県遠野市の移住・定住支援団体「で・くらす遠野」が年4回発行する会員向けの広報誌を制作するための、企画会議をオンラインで実施します。 講師を務めるのは遠野市でローカルプロデューサーとして活動する富川 岳さんと盛岡市のデザイン事務所・grams design officeでデザイナーを務める山内稜平さん、フリーランスのライター・編集者として活動しながら、つくる大学事務局を務める宮本の3名。 講師と参加者が一緒に企画を考え、その内容を元に後日広報誌を制作しま

講座「持続可能な社会に向けて、地球環境を知る」

今、地球温暖化に対する人々の意識が世界中で高まっています。国連の気候行動サミット2019でスウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥーンベリさんの地球温暖化に本気で取り組んでいない世界のリーダーに対する怒りのスピーチが取り上げられ、これまで一部の関心がある人たちの話題でしかなかった地球温暖化や様々な環境問題に注目が集まってきました。 近年の日本は、夏になると全国各地で、記録的な猛暑が確認されています。最高気温30℃以上の真夏日と最高気温35℃以上の猛暑日の年間日数は、増加傾向に

講座「これから2、3年どうしてく?アラサーローカルプレーヤーの30代論 〜ぼそぼそ系山羊座3人組の場合〜」

「人類は12タイプなのか?」と思うくらい、同じ星座の人たちはなんとなくタイプが似通っていると思うのは気のせいでしょうか? 天秤座や射手座など、他の星座の友人たちを思い返してカテゴライズしていくと、言動がどこか似ているなあと思うことがあります。 そこで今回は、12星座のひとつである「山羊座」という共通点を持ち、職業の異なる3人の講師の話から今後の生き方、働き方を学ぶ講座を開催します。 講師を務めるのは、遠野市在住のローカルプロデューサーの富川岳さん、陸前高田市在住の牡蠣/

7/16 妖精と妖怪@オンライン アイスランド妖精伝承と遠野物語

遠野とアイスランド?日本から遠く離れた北欧の小さな島国・アイスランド。”妖精”の存在が広く信じられており、”妖精”にまつわる事件や目撃談が今でも多数存在するという未知の国です。その未知なる文化への興味から、単独で取材へ行き、アイスランドの妖精文化を探求し続ける日本人がいます。写真家でありライターの小川周佑さん。世界を旅しながら歴史的事件・辺境・各国の文化や民俗を取材しています。小川さんは2018年からアイスランドへ通い、30本以上現地インタビューを重ね、写真集も発表しました。

講座「地域ブランディング講座」

岩手県遠野市で商品開発やブランディング、グラフィックデザインを手がける橋本亮子さんが講師を務める「地域ブランディング」講座。「地域ブランディングにおいて、本当に大切だと思うこと」について、橋本さんがブランディングを手掛けた遠野の郷土菓子「小友ようかん」の復活ストーリーを実例にお話していただきます。 地域ブランディングとは?地域ブランディングとは、地方の特産品や観光資源の魅力をより極大化したり、多くの人に知ってもらうように発信する取り組みのこと。。地方にある資源や商品を地域内

6/26 講座「大塚英志の著作を通じて『遠野物語』を読む勉強会」

はじめに まずは以下の文章を読んでみてください。『遠野物語』を、カッパや座敷わらしといった妖怪の話を集めた説話集だとか、伝説や昔話を集めた古い資料のように思っている方にとっては、新鮮な捉え方に感じられるはずです。 大塚 結局、柳田が何をやっているのかは同時代の人々は意味分かんなかったと思いますよ。花袋なんかは自分らの自然主義文学への嫌味で『遠野物語』を書いてきやがったとか分かったてたと思いますけど。僕が面白いと思うのは、柳田の近代国家にどこかで同一化できなかった部分。民俗学

講座「複業時代を生きるためのセルフビジョンの作り方」

働き方の多様化が叫ばれる昨今、仕事はメインとしての「専業」とサブとしての「副業」とにハッキリ分けられるものではありません。1つ1つの仕事に優劣をつけず、メインとなる「専業」を複数組み合わせることでオリジナルな働き方をつくる。そんな昨今の働き方・考え方を総称し、「”複”業」と呼ばれることもあるようです。 この講座では、ローカルプロデューサーの富川 岳さんと、「地方複住」をテーマに活動する木津 歩さんのお話を聞きながら、複業時代を生きる上でポイントとなる「セルフビジョン」の作り

イベント「つくる大学バーチャルキャンパスツアー」

ついに開校したつくる大学。このオープンクラスでは、つくる大学事務局メンバーがつくる大学のご紹介とキャンパスツアーを行います。 学びの場をなぜ今つくるのか、どのような場を目指しているのか、思いを共有させていただきます。 そして、集まることが難しいこの時期ですが、つくる大学のキャンパスを見ていただけるよう、バーチャルキャンパスツアーを開催します!キャンパスの中心である遠野市中央通りの様子、ショップ・ギャラリー、カフェ、また工具等が置いてあるコミュニティスペースや、宿泊スペースを