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2/20 これからの時代の公設図書館と私設図書館

人口減少時代への移行によって、新しい「パブリック(公共)」をつくろうとする市民の動きが各地で見られています。例えば、石川県加賀市の山代温泉通りに開設された「おんせん図書館みかん」は、市民がつくる公共をコンセプトに掲げ、市民立の私設図書館づくりに取り組んでいます。一方で、これまでの公設の「パブリック」をアップデートしていく動きも出てきており、公設図書館の新しい形を模索するための実践も広がっています。今回の対談では「図書館」のフィールドで、公設のパブリックと私設のパブリックに取り組むふたりを話し手に、これからの時代の公設図書館・私設図書館を考えていきます。

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役割の違いや連携の可能性、これからのパブリックの行く末

今回の公開対談では、伊那図書館長、長野県立図書館長などを歴任し、新しい図書館づくりに取り組まれてきた平賀研也さん、静岡県焼津市の商店街で「みんなの図書館さんかく」を開設し、加賀市の「おんせん図書館みかん」、沼津市の「みんなの図書館さんかく沼津」など、私設図書館のプロデュースをしてきた土肥潤也を話し手に、公共図書館と私設図書館の役割の違いや連携の可能性、これからのパブリックの行く末などについて話していきます。聴き手には、図書館を中心に公共・商業施設及び地域のプロデュースを行っているアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の李明喜さんをお迎えします。

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公開対談「これからの時代の公設図書館と私設図書館」
平賀研也×土肥潤也 聴き手 李明喜
日時:2021年2月20日(土)19:30-21:00
場所:おんせん図書館みかん FBページ配信
https://www.facebook.com/YamashiroCodon
参加費:無料
定員:なし

講師

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話し手:平賀研也
1959年、仙台生まれ東京育ち。法務・経営企画マネージャーとして企業に勤務する間、生活の拠点を米国イリノイ州に置いて経営学を学ぶ。2001年、長野県伊那市に移住。公共政策シンクタンクの研究広報誌編集主幹を経て、2007年から伊那市立伊那図書館長の公募に応募し同図書館長に就任。伊那図書館長としての実績が評価され、2015年4月、県立長野図書館の館長に就任、現在は退任。地域情報を広めるハブとしての役割を担う新たな図書館を目指し日々改革に取り組んでいる。

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話し手:土肥潤也
1995年、静岡県焼津市生まれ。早稲田大学社会科学研究科修士課程 都市・コミュニティデザイン論修了、修士(社会科学)。静岡県焼津市のシャッター通り商店街の空き店舗を活用して開設した「みんなの図書館さんかく」館長。石川県加賀市の「おんせん図書館みかん」、静岡県沼津市の「みんなの図書館さんかく沼津」をプロデュース。一般社団法人トリナス代表理事、NPO法人わかもののまち代表理事。元内閣府「子供・若者育成支援推進のための有識者会議」構成員。

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聞き手:李 明喜
島根県出雲市出身。桑沢デザイン研究所卒。1998年、デザインチームmattを立ち上げ、商業施設・公共施設の空間デザインや、メディア芸術等アートのキュレーション業務を行う。2014年より、アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)に参画。デザイナーとして、全国各地で新しい文化施設づくりや地域のデザインにあたっている。明治学院大学文学部芸術学科非常勤講師、日本大学芸術学部司書課程非常勤講師等を兼任。

参加方法

本企画の配信は終了いたしました。

おんせん図書館みかん FBページ配信https://www.facebook.com/YamashiroCodon

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