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私が新型選抜コミュニティSPEC(選抜学生の新たなPBL型大学)に入学した理由(前編)神大生編

はじめまして!takaです。私は、神戸大学で建築を学ぶ修士1年です。

2023年6月のSPEC入学より4ヵ月が経過。この機会に自分の振り返りも兼ねて、私がSPECに入学した理由をまとめます。なお、表題のPBLはなんのことか私はわからなかったので、参考に付しておきます。

PBL:Project Based Learning(課題解決型学習)
1990年代初 米国の教育学者であるジョン・デューイが提唱
学習者自らが課題を見つけて解決していく中で、解決能力や実践能力が育まれる方法。答えが複数ある課題に対し、自分で仮説を立て、調査、検証を繰り返します。答えを見つけるまでの過程を重視する学習理論

ご参考
SBL:Subject Based Learning(科目進行型学習)
従来の学校教育の型。教員が教科書に添って授業を進めていく学習方法。
いわゆる受験勉強で、テストによる訓練、座学中心の教育方法

※SBLで知識を詰め込むものの、社会の実践的な知恵に昇華する方法がわからないことが多いのでは!?が、TSUKURUの共通理解
※SPECでは、実践的に社会にインパクトを生み出す方法を近接させる手段をリアルタイムでサーベイできる場として存在する

TSUKURU未来研究所

自己紹介

私は福井県で生まれ、高校まで育ちました。小学生の頃から家の田んぼ・畑仕事を手伝うような、ザ・田舎ライフを過ごしてきました。

大学では憧れていた建築学科に入学し、設計やテニスサークルの活動に明け暮れる日々を過ごしていました。田舎育ちの背景から、学部時代は、農村を扱う研究室に所属し、論文を書いたり、「有機農業で有名な過疎地域の賑わいづくり」をテーマに卒業設計を行いました。

1年間で論文2本、卒業設計をこなした私は、大学院ではたくさん研究をするぞという気持ちでした。そのため、選抜コミュニティに所属するつもりも、その先の長期インターンを始めるつもりも全くありませんでした。

そんな私が、なぜSPECに入学をしたのかについて話していきます。

卒業設計の作品。これまでで一番、命を燃やした時間でした。

研究室の教授が定年退官。大きく方針を転換することに

研究活動一色の学部時代が過ぎ、転機が訪れました。

研究室の教授の定年によるものです。
その結果、大学院からは研究室が変わることになりました。

新研究室は学生が研究室に一人も来ず、これまでのゼミ活動と違い、活気のない環境です。教授の退職は自分にとって青天の霹靂のような経験でした。

このままではいけない、環境を変えないといけないという思い

(私に似た境遇の方も一定数いるものと思っています。)

これをきっかけに、それまで学内・バイトレベルの世界に閉じこもっていた私は、初めて外のコミュニティへ飛び出していこうと決めました。

SPEC(辻さん)との出会い

SPECの学長である辻さんは、私の学部時代の研究室(生活環境計画研究室)で、20年ほど前に卒業された先輩でした。

2022年12月に研究室OBを招く卒業設計のエスキス(案の壁打ち)大会で出会いました。

私の作品へのアドバイスがとても印象的で、たしか

「これで本当に地域の賑わいづくりができるのかなぁ。材料は揃っているのに伝わってこない。もっと厚く(熱く)考えなさい。もっと人がわくわくするような視点から考えなさい。」

「うちで具体的にやっている事例もあるから、もし興味があったら声をかけて。」

という言葉と、熱い目の人だなという印象を残していきました。

大学院での環境を変えたいと思っていた私がやったこと

エスキス大会でのことを思い出し、この人の元でなら刺激的な経験ができるのではないかと連絡を取りました。
それが、新型選抜コミュニティSPECという場との出会いとなりました。

SPECの魅力で伝えられた3つのこと

・内に秘めた熱量の高い人が集まるコミュニティ
・「好きなこと、やりたいこと」に全力で取り組める環境でムダがない
・PBL型での実践的な学びの場(就活は通過点、就活連動型)

辻さん(SPEC学長)からご紹介を受け、その場で入学を即決しました。
好きなこと、やりたいことに取り組んで、就活対策も兼ねたPBLができる『場』はこれまでにない魅力と思いました。

【前編】実践型大学SPECで過ごす日々

実際にSPECに入学してからの4か月で、どのような活動・成長があったのかを振り返りたいと思います。6月からスタートします。

2023年6月(活動初月)

辻さんが、過去講演会でお話しした内容を学生向けにトライアルで実施しました。聴講希望者は30人を予定していましたが、14人の結果でした。

人が集まるかを真剣に考えながら、とにかく足を動かしました。人の心を動かす初めての経験をした気がしています。考えるより、足を動かすほうが効果が出ることがここでの実践した学びでした。この実践知を大事にしながら、様々な場面で応用していこうと思います。

辻さんに講義依頼した内容は、以下会社向けに行ったものでした。

MCEIのHP;会員企業掲載ページ抜粋
(マーケティング部門が主な対象)
👇詳細👇

その他、日本ホテル協会、瀬戸内アカデミーなど、同様の講演を参考にしました。

私自身はもちろん、ほかの学生にも刺激的な会となり良かったです(全員の満足が獲得できたのが嬉しかったです)。

2023年7月(2カ月目)

就活(デベ志望)のインターン選考が始まった時期でした。
自己紹介、自己PRもままならぬ、完全に就活出遅れ状態の私。。。

メンタリング中心の月でした。

自分の内発的動機をプロから引き出してもらう経験をしました。そこで感じたことは、

  1. 内発的動機の本質とは?

  2. 内発的動機の重要性とは?

  3. 内発的動機を引き出す方法とは?

  4. 内発的動機を持つことのメリットとは?

というようなことですが、辻さんは、

『内発的動機って、普段の自分の中に底の方にあるもので、意外にも自分で気づけないし、気づきにくいもの』

といっていました。

メンタリングを通して、違う自分に出会える感覚が今となっては懐かしいです。SPEC在学生も、全員そんな経験をしていると思います。

なお、『私は、居酒屋でのワイワイした飲み会が好きです。』と伝えたら、『じゃあ、周りを巻き込んで飲み会でもしてみたら?』となり、私のエピソードを聞いてもらい、最後に『やるならタイミングは?』と質問を受け、『院試が終わる頃合いです』と、まずやる精神でトライしました。

単純にイベントや飲み会が好きだからでスタート。このあとご紹介することになるBBQ大会へのアウトプットの機会が自然と生まれました。

2023年8月(3カ月目)

BBQ大会の企画の詰めがスタート。
単純にBBQを最高に楽しめる環境を準備していたのが、もはや思い出です。

建築学生らしく、「チームごとのワークショップ(フィールドサーベイ+発表会)の後、BBQで盛り上がる」という企画にしようと思いました。

優勝賞品は、神戸ワイン。
参加者景品は、お好きなビール、チューハイ、ハイボールなど。お酒をふんだんに盛り込みました。

BBQ大会&ワークショップ(フィールドサーベイ)に向け、50枚のチラシを配りました。

企画を詰めていく中で、企画という言葉の解釈を間違えていることに気づきました。

「企てる画(え)。」

学生あるあるの思い付きの場当たり的な行動ではなく、全体を描いたうえで計画を立てて進めていく経験をします。これまで考えてこなかった解釈の一つの気づきもあり、目標に向かって一つずつ進むプロセスが楽しいと感じた瞬間です。

2023年9月(4カ月目)

9月2日。ついに準備してきた、BBQ大会の当日。

【BBQ大会@神戸ワイナリーでの風景】
ワークショップ(フィールドワーク)、プレゼン発表後、お待ちかねのBBQ大会です
未成年参加者は飲酒できず、少し可哀そう?でした
社会で活躍する方々とBBQを囲み、貴重なお話を聞く機会となりました。
大学・学年・学科の垣根を超えた繋がりが生まれました。

BBQ大会も終わりに近づくにつれ、「もっと踏み込んでやりたい!」という声が生まれました。これが、知的好奇心が溢れている状態なのでしょうか!?

こうした声から、更に深掘りした企画を準備していくことになります。ひとつのことを深く掘って知識を得て、同時にその経験を知恵に昇華する。

PBL型の学校での時間が、確実な自信・実績に変わっていく気がします。

前半はここまで。

5カ月目以降は、【後編】に続きます!

ここでは、まだまだあるSPECでの活動の振り返りと、SPECで過ごした時間の中、見えてきたものについて話します。


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【新入生募集(24卒※、25卒、26卒、27卒)】
SPECは、PBL型の選抜コミュニティです。
世の中の景色を変えていく熱量の高い仲間を募集しています。
ご興味ある方は、ご応募いただけましたら幸いです。

※就活は通過点という意識の方が対象です

【SPEC】さぁ、未来を一緒に設計しよう。入学エントリー アンケート

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この記事を書いた人
taka

日本を元気にしたい!
厚く(熱く)生きる!

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