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TSUKURU SDGs NIGHT 第5回~オールドメディア×SDGs~

皆さん今年って梅雨が長いと思いませんか?
例年7月のこの時期だとビアガーデンに行ったり、プールに行ったり、旅行の計画を立てたり、、、
ワクワクする季節であるはずなのですが、長引く梅雨にコロナの影響も重なって、益々お家時間が増えていく今日この頃だなと感じております。

という素人ラジオパーソナリティ風な導入で始めてみましたが、先日の第5回SDGs NIGHTのゲストには、かの有名なラジオ局、ニッポン放送の森岡大祐さんをお招きしました!

テーマは、「オールドメディアとSDGs」。

ラジオが大好きな参加者からラジオは普段ほとんど聞かないというインターン生まで、大いに盛り上がった2時間となりました(^^)/

今回はそんな白熱した内容をお届けしたいと思いますので少し耳を傾けていただければ幸いです!

1.ラジオ×SDGs

ニッポン放送で新規事業を担当されている森岡さん。
まずは、ニッポン放送の現材の取り組みやラジオ業界についてのお話を伺いました!

残念ながらラジオは広告収入が右肩下がりで、何かそれに代わる収益源ということで新規事業への出資を行っています。出資先を決めるうえで大切になことは、

「マネタイズファーストではなくユーザーファースト」

お金だけを追ってもいいものは作れないので、社会的に必要とされていることを作り、結果的に収益につながれば、という思いで出資先を決めているそうです!

現在ニッポン放送が新規事業として行っている事例としては
・N-NOSE(線虫によるがんの早期発見)
・助太刀(建設現場と職人をつなぐアプリ)
・SHOWROOM(音声コンテンツプラットフォーム)
・ラジオ・チャリティー・ミュージックソン
などなど

今回はその中で1つだけご紹介させていただきます。

目の不自由な方に音の出る信号機を!
ラジオ・チャリティー・ミュージックソン

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ラジオリスナーの方の中には目の不自由な方も多くいらっしゃいます。
目が不自由なためテレビを見ることが困難である方にとって、耳で情報を得られるラジオは重要な情報源といえます。

そうした方向けに、ニッポン放送は「音の出る信号機」を作ろうという「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」というチャリティ活動をしています。

目の不自由な方達が安心して街を歩けるように、少しでも社会参加に繋がるよう、電話で募金を集めるキャンペーン活動(現在はインターネットでも可能)を実施されています。毎回8000万円も集まり、累計3000機を超える「音の出る信号機」を作ることに繋がるキャンペーンとなっています!!

ラジオ局ならではの「音」を基軸にしたSDGs活動は、今後も広がっていきそうですね!

2.ラジオからデジタルオーディオへ

皆さん、Podcastはご存知でしょうか?
Podcastとはインターネット上で音声コンテンツを公開する方法の1つです。

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通常のラジオは決まった時間にあらかじめ決まった番組が流れていますが、Podcastでは
・放送時間が自由
・好きなタイミングで聞ける
・好きなチャンネルで聞ける
という、音声版YouTubeのようなサービスです!

最大の特徴として、個人でも番組を作って配信が自由にできることです。

動画のように編集作業が難しくなく場所も設定も選ばないため、気軽に自らがラジオパーソナリティになれるサービスでもあるのです!!

根本の仕組みはラジオそのものであるにも関わらず、いまの時代だからこそ簡単に自らがパーソナリティになり、誰にでも情報を届けることができる、そんな時代の流れを森岡さんは肌で感じ取ったそうです。

また森岡さんは
「Podcastには地域活性化にも繋がるポテンシャルがある」とおっしゃいます。

Podcastは公共放送ではないので、ラジオではできないピンポイントな地域に焦点を当てた番組も作ることができるからです。

発信者側は当事者として素直な気持ちで飾らずに想いを届けられる、
その想いに共感するリスナーがつき、ファンとなる、
そのファンたちからシェアされて新たな人たちが巻き込まれる、、

このような繋がりを生み出すポテンシャルをもった発信ツールなのです!

森岡さんのお話を聞きながら、音声のもつ影響力の大きさというものを、ひしひしと感じていました。

3. 音声は記憶に残りやすい!伝わりやすい!?

続いてはラジオの魅力について深堀していきたいと思います。

ラジオをするうえで大切なことは
「本音で話すこと」だと森岡さんはおっしゃいます。

自分を偽ってキャラクターを作ったり、嘘をついていたりすると、なかなか本心で話すことができなくなり、そうなるとリスナーの反応も上っ面だけのものになってしまいます。

またラジオは自分が話したいから話す、そういった方が多いそうです。

リスナーが愉しめるだけではなくスピーカー側も愉しむことができる、
ラジオはそんなメディアなんですね~

音の世界は日本ではまだまだ成長段階ですが、今後どんどんコンテンツが広がっていくとともに、とてつもない可能性を秘めてるなと感じました!

4.最後に

長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!

自分を偽らず素直に発信できる媒体として、音の世界の新たなる可能性について考えることができ、とても有意義な時間となりました。

森岡さん、貴重なお話をありがとうございました!!

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この記事を書いた人は
aki(早稲田大学)

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