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そとで音楽を聴くと

わたくしごとですが、音楽を聴きに行くことがだいすきです。
だいすきというか、生きててよかったなーって思えるんです。
日頃、気持ちを切り替える為に聴く音楽も大事なものだけど、全身で聴く音楽はやっぱり辞められない。

ライブに身を投じて、何度生きてて良かったーと思ったか。
これは価値観によって是非が分かれる(特に今は)とは思うのだけど、この価値について言葉にしたい。(ここ最近の経験や聞いた話の寄せ集めです)

先日、1年ぶりに全身で音楽を聴いて。
この1年は色々あったから、もし何にも感動出来なかったらどうしようという気持ちがありまして。

そうしたらどうでしょう。
中村佳穂、彼女のリハを聴いた数分で、勝手に涙が出まして。隣の友人に気付かれる並に。驚きました。
本演奏中も、様々なことが思い浮かんでは消え、時に勇気づけられ、ほんとうに彼女の行動はすごいです。久々のタイミングで彼女の音楽を聴けて良かった。

思い出すのは、忘れる(外に出す)なり進む(動く)なりの一歩手前なのかもと思ったり。本当に辛い時はとても思い出すからキツいよなあ。いろんな辛さの表し方があると思いますが、奥に仕舞って出て来ないような状態の時は、涙するって割と状態が良くなった印な気がします。

ちなみに隣に居た友人も泣いてて、
すこし離れた場所で聞いていた友人と、全く知らないおじさんも泣きそうだったと耳にしました。(ライブでそんなん滅多にないですよね?あるのかな)

中村佳穂を聴いた事がない人の為に付け加えると、決して彼女の歌が悲しさを誘発するようなものでは無いです。むしろ皆抑えきれずに揺れてます。

そして、生きててよかったなーって思うんです。
大袈裟ですかね。笑
今からやっとこ、彼女の素晴らしさを除いても、音を全身で聴く体験はそれ自体に魅力があると思う話をします。

先日先生と話していて、
頭に水瓶を乗せて歩く人と、頭に鉱物を乗せて歩く人を比べたら、前者の方が首肩周辺の不調が少ないという事例を聞きました。
何が違うかというと、頭の上にあるものが、液体(動く)か固体(動かない)かです。波があるかどうか。

前者は姿勢がうつくしい。圧がかかることで関節は動き、頭上にある液体に合わせて、下は物理の原則に合わせてバランスを取る。また脳は多く水分を含むものらしく、本来ヒトは彼女たちのように体を使えるはず、ということでした。

話が少し飛んで(どこかにそういう研究してる人いないかなあ)
音楽を聴いていると、体が整う感じがします。体の緊張が抜ける感じが私はします。

考えてみると、音は波だし、全身で音楽を聴くのってもしかして、体内ですごい事起きているのでは?と思ったり。(揺れることで、骨とか筋肉とか、正常の位置に戻ってそうな感がある。)

あと音楽を聴いてると、ふと頭がからっぽになった感じしませんか?笑
体に振動がキュッと集まる感じがして、もちろんリズムで体は見た目として揺れるんですけど、余計な事考えなくなるといいますか。
たぶん、私は考え症なので、特に感じるんだと思うのですが、時折何も考えたくない時は音楽がもはや救いだったりします。

これについて、黄帝内経(鍼灸師が学んでることの原典)に恬淡虚無(てんたんきょむ)という言葉が出てくるんですが、
恬淡虚無(頭が空っぽ)であれば、体がちゃんと働いて、心身ともに安定して、病気が生まれなくて、なんか良いんだよという記述があるという。

ちまたで流行するマインドフルネスでも、この頭空っぽ状態が目指す所との事なのですが、それが他者によって引き起こせるって凄いよなあ。アーティストとてもリスペクト。マインドフルネスから煩悩やら内省やら省くのって割と地道なことな気がしたり。まあ音を聞かないと出来ない事だから、自分でできるというのがすごいのですが。

マインドフルネスの講師をされる方に聞いた話で、脳はエネルギーをたくさん消費するから(特に現代人は頭ばかりを使いがち)、使わない事によって心身を休めることが出来るのではないか?という話をされていました。確かに。考えてばかりだと、動物のくせに動けないしね。人間。(自分に対しての呆れ...)

恬淡虚無は鍼灸師の目指す姿だったりもするそうで...
何も考えずに灸を据えるようになること、これが今私がすべきこと。
もちろん数で勝負ということではなく、物理的に考えて何をするか選択して
それを形にせねばならない。大変な方法なら、体を崩さないメンテも大事。

すみません、毎度ながら、まとまりのない事をつらつらと。
最後にもう一つ。

フェスって。普段のライブ以上に多幸感ありませんか?くせになる。
キャンプで食べるご飯然り、外で行うことってなんかいつもと違う。

日本精神・神経医療研究センター(NCNP)でされている、うつ病の症状であるアンヘドニア(快楽消失)に対して非薬物療法でアプローチする研究の文章を読んだのですが、おお。ということが書いてあり...。

ハイパーソニックエフェクトなるもの。
耳で聴こえる心地よい音と一緒に、聴こえない超高周波音を体の表面から受けると、基幹脳の血流が増加。
認知機能が向上したり、快感覚えたり、免疫が活性化したり、ストレスホルモンを低下させたりする事が分かっているらしい。
元々、超高周波がある状況を作ることで音の趣が出るという経験をもとに始まった研究らしい。(ちなみにCDは技術的に、この超高周波を納められないらしい)

で、研究で使った音響情報は熱帯雨林の自然環境音を用いてると。
熱帯雨林に行ったことはないけれど、調べると多様な動植物が生息している豊かな自然で超高周波は多数確認されるらしいです。野外フェスじゃん。笑

研究では、うつ病で行われる認知行動療法をこの効果とともに行ったようで、経過が良いよう。聴覚だけでなく、知覚、もはや心にもプラスの影響を与えてるというのがすごい。

自然ってやっぱすごいんだなと思いつつ、私が一番最初に鍼灸受けた後に、知覚がスッと入ってきた感覚があったんだよなあ。鍼灸もすげーのではと思ったり。

話がまとまらない。腑におちた経験を積んで、糧にしようとしてるか、言い訳か。どちらもある。