保護猫が家族になった日のこと

それは2019年の10月のことでした。
同年の3月に10年連れ添った愛猫が亡くなり、
ペットロスになった私は仕事へ行く事はできても毎日悲しみのあまり無気力に過ごしていました。

何を思ったのかある時私は保護猫の譲渡会などを行っているサイトをひたすら閲覧していました。

スマホをスクロールして、ある猫に目が留まりました。
真っ黒なとてもかわいい黒猫でした。
譲渡する背景を確認すると、「飼い主さんが孤独死してしまったため」と書いてあり私はすぐさまこの子をうちに迎え入れるべく連絡をとってみる事にしました。

結果、無事に私より先に飼い主さんが決まったとの連絡を受け安堵しつつも、寂しいような嬉しいような感情でした。
どうにか救える猫たちはいないかな〜と思い何日か過ごしていると、保護団体の方から連絡が!

「この子猫ちゃんどうですか?」

即決で「はい!うちの子にします!幸せにします!ぜひ!」
と答えると続けて「実は母猫がおりまして…」と恐る恐る教えてくれました。

どんな猫か姿を見ていないのにも関わらず、「はーい!2人ともうちの子にします!治療にかかった医療費やワクチン代、避妊手術代もお支払いさせてください!」
と鼻息荒くメールにて返信したのを今でも覚えています。 
なぜか保護団体の方はお金を受け取ってはくれず、幸せにしてくださいと残し帰っていきました。本当に良かったのかな…

猫たちは茨城県の大洗町出身でした。
同じ県内でも私は当時つくばみらい市に住んでいたので遠路はるばる車に乗って2人が来てくれたのです。

その当時の写真がこちら。
1枚目が母猫のつくね。

初日ということもあり警戒丸出しのつくね
ダンボールで落ち着く場所を作ってみました。
本当は慣れるまでの間はキャット用ケージにすべきでした。

2枚目が娘のうに。

初めてお会いしたのにお膝寝た!
嬉しすぎて少し泣いてる私。

そんなこんなでバタバタしつつも我が家に来てくれた日は、ね、ね、ね、ねこおおおおお!と心の中で叫ばずにはいられませんでした。本当に嬉しかったのです。

久しぶりのぬくもりともふもふ
幼少期から猫と過ごしていた私には無くてはならない存在だと再確認した瞬間でもありました。


名前はね、来る前から決めてたんです。
つくねとうに
かわいいしおいしそうですよね。

それから4年が経とうとしています。

つくねとうにの半野良生活でのお話は次の記事で話そうと思います。

あれから4年かあ…そっか…4年経つのねえ
今では毎日たくさん寝て食べて暴れて親子喧嘩しての賑やかな日々です。

猫のぬくもりって幸せですよね。

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