「子供の頃、母にしてほしかった、たった一つの事」の話
今日のノンストップで、井手上漠(いてがみばく)さんという子が取り上げられていた。
彼(彼女?)は可愛すぎるジュノンボーイとして注目され、活躍中のモデル(タレント?)さんだ。
「えええ!?男の子?すっげーカワイイ!女子にしか見えん!」
思わず叫んでしまったくらいに、とても透明感のある美少女、といったビジュアルだ。
「ジェンダーレス男子」
ざっくり言うと、性別にとらわれず、自分らしい生き方をしている男子のこと。
へー、なるほど。
漠さんが、TVの中で語っていた。
中学生の頃は自分を抑えて、自分の好きなカワイイ格好もやめて髪も短くしていた。
そんなある日、お母さんから尋ねられる。
「漠ちゃんは、そっち系なの?」
漠さんは今までの思いを、全てお母さんに打ち明けた。
するとお母さんは一言。
「そっか」
そして、次のように言葉を繋いだ。
「あなたは、あなたのままで生きたらいい」
そんなニュアンスだった筈だ(確か)。
漠さんはその一言で、人生が変わったと言う。
「その時、無敵になった気がした。こっちは、お母さんがついてんだぞ!って」
島根という地方都市で、自分を貫くのは、言葉で言うほど簡単な物ではないだろう。
まして、自分の子供に奇異の目が向けられたり、ご近所の噂話になったり、色々な事があったのだろう、と想像に難くない。
それなのに。
お母さんは、傷つく事も、もがき苦しむ事も、失敗する事も、全部込みで子供に己の人生を託したのだ。
きっと、何があってもこの子は大丈夫、と先に信頼して。
スゲーな、かっこいい。……尊敬しかない。
漠さんはこうも言っていた。
「絶対一人は味方がいるから」
誰に嫌われたとして、たった一人の大好きで大切な人から、愛されてると信じる事が出来たのなら。
きっと前を向いて歩いて行ける。
だから、お母さんには笑っていてほしい。
部屋が汚くてもいいし
料理がテキトーでもいいし
髪がボサボサでもいいし
昼寝ばっかりしててもいいから
お母さんには笑っていてほしい。
母が生きてる時に、ケンカになって
「お願いじゃから、楽しそうに生きてよ!」
よく言ったものだ。
お母さんが笑って自分を信じてくれたら。
子供は無敵になれる。
(かなり強い)
少ししんみりしたので、テンション上がる動画をどうぞ。
魂がこもっとる!
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