参:九十九式「機器類」
第3回目になります。今回は実際にデジタルサイネージに使用されている機器類について説明させていただきます。
正直にお伝えいたしますと、家庭用テレビでも十分という環境(店内が暗め:バー等の夜営業メインのお店)はございます。テレビの見た目的なところで少々かっこつかないというデメリットだけ除けばですが。
それではデジタルサイネージの要となるプレイヤーから。
プレイヤーはどれでもいいの?
いいえ。この答えはどれでもいいというものではありません。簡単に説明いたしましたが、昨今のサイネージ用のプレイヤーは進化しております。
簡単ですね。テレビにDVDプレイヤーを接続しますよね。テレビにPCまたはゲーム機を接続しますよね。
しかしながら、これでは起動後リモコンで操作をしたり、リピート再生などを毎日毎回行わなければいけません。連続して使い続けていればフリーズ(一時停止)することだってあります。お店からすればそんなの手間でしかありませんよね。
昨今のプレイヤーは長時間使用に耐えうるものになっております。
そして以下のように動画や写真、所謂コンテンツの更新も多種多様で簡単になっております。
・USB型(PCよりコンテンツをUSBに移しプレイヤーにさすだけで放映させるもの)
・クラウド型(遠隔地よりコンテンツを指定のプレイヤーへ送り込み放映させるもの)
代表的には上記のようになります。
これらを入手しテレビへ接続することで、簡易的なデジタルサイネージは完成します。
USB型と銘打っておりますが、SDカードで更新できるものや、LANケーブルを介して更新をするものなどございます。
クラウド型になりますとインターネットに接続することができるため、USB型よりも、より多くのことができるようになります。ですが、ランニングコストなどが発生する場合もございます。しかしながらランニングコストを発生させずにクラウドで運用する方法もございます。
効果的に宣伝できる物も
これは液晶とプレイヤーの一体型になることが多いのですが、人感センサーが取り付けられているモデルもございます。普段は広告を流し、顧客が前に立つとセンサーが反応しメニューやその日の特売品等を表示させることができます。
いかがでしたでしょうか。今回はプレイヤーの説明をさせていただきました。次回はテレビと液晶の違いについてご説明させていただきたく思います。
次回 - 肆:九十九式「違い」
プレイヤーの種類はわかったけど、つなげる先のテレビ?はどんなのを選べばいいのだろう。デジタルサイネージのテレビと家庭用のテレビって何が違うんだろう。
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