九十九式4

肆:九十九式「違い」

第4回目になりますね。前回はプレイヤーについてお話させていただきました。今回は液晶についてご説明いたします。

液晶について

これまでテレビテレビと言い続けておりましたが、業界では液晶といいます。これは家庭用液晶=テレビと差別化するためになります。

実際にデジタルサイネージに使われている液晶は屋内・屋外にかかわらず業務用が使われております。理由は以下の通りになります。

・画面の明るさ
・縦画面で使える
・耐久性が高い*1
*1:家庭用テレビを同環境で使用した場合の比較

画像1

画面が明るいについてですが、業務用は屋内用でも400cd以上の製品がほとんどです。家庭用テレビの明るさは250cd程度になります。つまり店舗内が液晶よりも明るかったりすると、映り込みが発生してしまい中のコンテンツが見えにくくなります。*cd(カンデラ)とは液晶表面の明るさの単位

縦画面で使えるというのは実は家庭用テレビ(PCディスプレイ除く)は縦画面で使用する想定がされていないため、縦で使用すると破損しこれまた保証の対象外になります。ちなみにメーカーに持っていっても、わかりやすい故障のためすぐにバレますのでご注意を。

耐久性が高いのは家庭用テレビよりも高品質なパーツと、より厳しい試験をクリアしているからです。*1にも記載しておりますが、家庭用テレビは10年持っているのに、デジタルサイネージの液晶は3~4年で壊れてしまう!というお話を聞きますが、同環境に家庭用テレビを置いた場合1年足らずで故障する可能性がございます。

いかがでしたでしょうか。家庭用テレビと業務用液晶の違いについての説明でございました。ここまでの記事でもご自分で機器類を選びサイネージを組むことができると思います。

あとはコンテンツを作るときに使用するソフトウェアであったりコンテンツのサイズなどを知ることで運用が可能になると思います。

それでは次回より有料コンテンツとなります。

有料コンテンツ内容

有料コンテンツを見て特典が何も無いというのは、いささか風情がないような気がしておりますので、各項目でダウンロードできる特典を付けたいと思います。お支払いいただいた対価に見合う物をご用意できるかと思います。

伍:価格帯
実用性の高いインチ毎の金額感リスト

陸:推奨機材
現在画策中(2019/11/7)

漆:動画や画像
動画のダウンロード特典

それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。

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