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いろいろな音(2:れんこん畑に落ちたはなし)

前回、(その1:秋の葉っぱを踏んでみよう https://note.com/tsukubashion/n/na8ca37ccf473 )に引き続いて「いろいろな音」について

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先日、息子(幼児)を連れて、電車のよく見える踏切スポットを探し、そこで電車が通過するたびに「おーい」と手を振って「ファーン」と鳴らしてもらっていたときのこと。

( https://youtu.be/If7m9XJetwo )※夏に撮影したものですが、「ファーン」の動画です。8秒

ひとしきりファーンしてもらって、じゃあ、ちょっと踏切を渡って向こう側を散歩してみようか、となったわけです。

ちなみにそこはれんこんの産地としても有名な土浦市。踏切の向こう側にはれんこん畑が広がっていました。

れんこんがどんな風に畑で育っているか、ご存じない皆さまのために、

( https://www.tsukuba-style.jp/blog/2020/09/24630.html )※「つくばスタイル」さんページへのリンク

れんこんは「はす」の地下茎なので、畑といっても表面は水で覆われており、水面からはぐいーんと茎が伸び、かなり大きな葉っぱがついています。そして、れんこんは水面下の泥の中に埋まって収穫のときを待っているのです。

もうれんこんの収穫は終わっていて、枯れた、大きな葉っぱが茎から取れて道にもごろんごろんと落ちていました。

「うぉー、踏みたい!(鼻息荒)」

さっそくわたし(=お父ちゃん)は枯れたれんこんの葉っぱを踏んでみたのですが、期待した「バリッッ」ではなく「もしゃっ」という手ごたえで拍子抜けな感じでした。

・・・とそのとき、お父ちゃんの後方で「ぼちゃ」という音と「うえ~」という声。

何と息子がれんこん畑に落ちて体の1/3くらいが泥だらけ、、、

伸ばしている手を取って息子を収穫...でなく引き上げ、「どーして落っこちちゃったの?」と聞いても、泣くわけでもなく「うえぇ」と力なくうめくばかり。

れんこん畑の水面は水草で覆われており、茎がにょっきりしているところ以外はまるで「緑のじゅうたん」のようだったのですが、息子はその上を歩けると思って足を踏み出しちゃったという、、。

そうだよね、生まれてから初めて見るれんこん畑だもの。お父ちゃんがもっと分かるように前もって教えてあげてたらよかった、と反省。

でも幸い、あまり水が深くなかったのでこのくらいで済んだのですが、もしもっと深かったら、、、頭まで泥まみれの大惨事になるところでした。

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その晩、我が家のお祈りにれんこんの一件が登場しました。

「神様、今日はれんこん畑に落ちてしまいましたが、毎日祈っていたとおりに大きなケガにならないよう守ってくださって感謝します。これからも私たちのことも家族のことも(中略)、事故やケガや病気から守ってください。」

そして、偶然にも食卓にのぼったれんこんを、みなで「サクッサクッ」と美味しくいただきましたとさ。

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