おしりくん
わが家の息子は風呂あがりのあと、さまざまに名称を変える。
第1形態「つるつるくん」
お風呂に入る前は「あたまをあらうのこわい」となかなか手こずるのだが、洗ったあとはサッパリして上機嫌で遊び始める(@風呂場)。しかしこの水遊びがまたこれでもかというくらい長いときがある。そんなときは「出たらプリンあるよ」とか「お布団にバフッしよう」といってようやくお風呂が終了。彼は自ら「つるつるですー」と叫びながらお母ちゃんの前をダッシュで通過し、寝室に突入するのである(バフッ)。
第2形態「おしりくん」
とにかく、彼にロックオンされたものは何でも遊び道具として使われることになる。
おしりくんとしての生息期間は、夏季においてはかなりの長時間に及ぶこととなる。業を煮やしたお父ちゃんあるいはお母ちゃんはおむつを持って追いかけまわすのが日課であるが、それもまた彼にとっては遊びの一環なのは言うまでもない。
第3形態「おむつくん」
履いたところで生態はたいして変わらないのであるが、親としてはここであまり時間をかけるわけにもいかないので、カニばさみ等の技を使ってでも一気に下着→上着へともっていくのがよい。
ここで、もしおむつを履いたからといって油断するとどうなるかの例をみてみよう。
彼にとっておむつは外出着としても十分なアウターなのである。
他にも、おむつ+長ズボンだけ、頭に何か(鍋など)をかぶっただけ、など新種の形態が発見されたものの名称の無いケースも数多く、今後の新名称誕生に期待が寄せられるところである。
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