【テレワ限界飯】おにぎり+木綿のハンカチーフで泣く話

【ご飯:おにぎり@自炊】

キャンプやピクニックほどがちがちに準備するのは面倒だけど、「外でご飯を食べたい」と思う瞬間はあるにはあるのですが、一人で外でもそもそご飯を食べるのもなんとなく気恥ずかしく、どうにもやる勇気がない。

となると、「誰もいない時間帯を狙っていけばいいのでは?」という思考になるので、やってみました。

久々に動かした炊飯器で、おにぎり①(鮭フレーク+いりごま+チーズ+醤油)と、おにぎり②(若菜ふりかけ+大葉味噌)をこしらえつつ、東方美人茶を水筒に入れ、スーパーに行ったときに出来心で買ってしまったマルセイバターサンドも添えて、いざ出発。

めちゃめちゃ早く起きた朝、誰もいない洞峰公園、厚い雲の隙間から差し込む朝焼けで輝く湖面を眺めながら、芝生に座って裸足になって食べるおにぎり…めちゃうまでした。

大葉味噌めちゃくちゃ美味しいです。おにぎりに少量混ぜ込んでみたんですが、大葉の香りがとってもいい。

試しに実施してみた日は残念ながら雲が分厚くて、しっかり日光浴…とはいかなかったので、ばっちり晴れた日にもう一度やりたいな、と思っています。

洞峰公園さん⇒https://1000enpark.com/park/00397/

【日記:木綿のハンカチーフで泣く話】

ある日J-WAVE聞いてたら、椎名林檎verの「木綿のハンカチーフ」が流れてきたので、何気なくドライブ中に口ずさんでいたのですが、シンプルな遠距離失恋の歌詞なだけに、その情景が脳裏にくっきりと浮かびあがってしまって、車内で思わず泣いてしまうという、繊細&感受性豊かアピールをしてみたいと思います。

本件説明不要かと思いますが、都会にかぶれていく彼氏と、変わってしまった彼氏への哀愁や別れに涙する彼女の遠距離失恋ソング(だよね?)だというのは、日本国民ならだれもが知るところであります。椎名林檎のみならず、草野マサムネverやエレカシ宮本verもある。

彼女視点の歌詞自体は非常にシンプルで、田舎で一緒に過ごしていた素朴な彼が、どんどん都会に染まって変わっていく姿を受け入れきれず、次第に「もう彼はわたしの元には戻らないのだろう」と諦めはじめ、最終的には別れを受け入れ、涙を拭くためのハンカチーフください、になります。

しかしながら、彼視点の歌詞についてはいろいろと思うところがありまして、単に「都会にかぶれきって、田舎も彼女のことも忘れた僕」、という話だったらそこまで泣くことじゃないと思うんですが。

***以下妄想***

『都会への憧憬』に胸を膨らませ、新生活をスタートさせた僕だったが、慣れない都会での日常と、誰一人知り合いもいない周囲になじむので精いっぱいだった。正直、弱っていたといってもいい。

しかし、彼女にそんな姿を見せて心配させるわけにはいかないから、都会で流行っている指輪や、立派なスーツに身を包んだ写真を同封して、「僕はこんなにしっかり都会に根付いて生活しているんだよ。僕はもうすっかり都会を楽しんでいるんだ」と強がってみせた。

だけど彼女は、そんな僕の実態を知ってか知らずか、昔の僕がいいとばかり言う。僕は彼女のその一言に、酷く心を乱された。

現実と理想は違うのを、僕は都会での生活で身をもって思い知った。許されるなら逃げ出したい。やっぱり僕はここでの生活にはなじめなかった。田舎でゆったり流れる時間の中、君との逢瀬で味わう爽やかな甘さがあまりにも恋しくて、苦しくて、堪えきれず涙が出てきそうだ。

だけど、そんなことを認めてしまったら、きっと彼女は必要以上に心配してしまうだろう。彼女に見せたい僕の姿は、「都会で立派にやっている一人前の男」なのだ。

だから僕は、都会での生活に疲れてしまっているけれど、彼女にこんな僕を見せたくないから、必死に強がった。

そんなやり取りを続けていくと、手紙上の彼女の言葉も、どこか悲し気な匂いを漂わせるのだ。都会にのまれる僕の姿を知らないで、彼女は僕を遠いものとして見るようになった。

都会での喧噪や、忙しなく過ぎていく時間が、僕の心の輪郭を緩やかに削り取っていく。

でも、僕は彼女にとって「一人前の男」でなければいけないから、僕は「楽しい街角で過ごしていて、もう君のもとには帰れない」と、みすぼらしい嘘をついた。

そこから、彼女との連絡は途絶えた。僕の帰る場所はきっともうない。彼女を支える男が現れても、きっとそれは僕じゃない。

彼女が僕に最後にねだった木綿のハンカチーフが、彼女の手元に届いたかを確認することも、もうできない。

僕はきっと、確かに、彼女に別れを告げた。彼女に送る手紙の中で作り上げた僕の虚構が、僕の実態を蝕むことも、きっともうないだろう。

***妄想終了***

って感じだったとしたらすごい泣けるな~~~~~って思って勝手に泣いてたけど、これ本家の意向と全く解釈違いだったとしたら、自分の妄想で勝手に泣いてる歪んだナルシストになるなって、今思いました。なので忘れてください。

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