Perfumeの衣装はすごいぞ
vol.8となりました、担当の井戸です。
前回はけいごさんからアジカンの話がありましたが、「ニューアルバム」繋がりで、今年の夏にニューアルバムを発表するPerfumeについて喋りたいと思います。
Perfumeといえば、有名な曲も多く、かっこいいパフォーマンスが印象的ですが...今回とりあげるのは、そう、衣装!!
衣装は曲のダンスの動きに合わせて作られていたり、MVのイメージに合わせて作られていたりと、よく見ると面白いんです。
これまでPerfumeが着用してきた衣装は、MVだけでなくライブ、TVライブも合わせて約800着にのぼるそうですが、ここからはその中から特に僕が紹介したい5つをあげていきます!
■Magic of Love (2013)
1つ目はこれ!
ぱっと見でまず色味がとてもいい。あと胴部と足下にあるビビットなピンクが目立つから、振りが揃ってるのもわかりやすい。
インスピレーションは宇宙服らしく、確かに近未来感がありますよね。コラージュしたかのような不思議な立体感があるので、見れば見るほど面白い衣装です。
■Spending all my time (2012)
これは知っている人結構多いんじゃないでしょうか。数ある衣装の中でも異彩を放っているひとつですからね。
MVは、「寄宿舎のような部屋に幽閉された、超能力を持つ少女たち」の様子を描いたもので、衣装は制服を模したそう。それに無機質な部屋の雰囲気と、歌詞の中でループするフレーズも相まって、独特の世界観を放っていますね。今見ても古さを全く感じさせない、さすがの作品です。
また、3人全員が同じ丈でスカートタイプというのは珍しく、ファンだけでなくスタイリストやメンバーからの支持も厚いらしい。
■Spring of Life (2012)
この衣装もMVを観るとわかりやすいです。背中にさしたコードから電力を取り込んで、身体に巻き付いたLEDライトの線が発光する仕組み。3人はアンドロイドで、背中にはプラグを差し込むための穴みたいなのがあってかっこいい。
今でこそPerfumeといえばテクノロジー、という感じですが、パフォーマンスの中で、ファッションとテクノロジーががっちり融合したのは、これが最初なのかな?
■Sweet Refrain (2013)
ミニスカートのかしゆか、ワンピースのあ~ちゃん、ショートパンツののっち、という「定型」から離れた最初の衣装です。
動きによって見え方が大きく変わる、左右非対称のデザインが特徴的。その衣装を引き立てる、振付師MIKIKOによる振りもポイント。髪型やメイクもこれまでにない雰囲気だし、モノクロなデザインと良くマッチしていてクールです!とても!
■GAME (2008)
2ndアルバム「GAME」のタイトル曲、GAMEの衣装は、装飾部のシルバーや白を除いてオールブラック。そしてゴシックとサイバーが両立したテイスト。これまで紹介したものや現在の衣装にある、「コスチューム」らし過ぎない独特の雰囲気です。当時、Perfumeは『ポリリズム』のヒットからの勢いを失うまいと、尖った雰囲気を漂わせていたんだとか。このジャケからはわかりにくいですが、かしゆかのスカートのディテールなんかカッコいい。
振りはPerfumeの楽曲の中でもかなり激しい方で、いわゆる「バキバキ」にキマってるダンスなので、シックな衣装とのシナジーで、当時の映像は今見ても本当に色あせません...。良い意味で、今のPerfumeにはもう見ることのできない、別格のパフォーマンスと衣装です!
以上、Perfumeの衣装はすごいぞ、ということで5つ紹介しました~。
良さはMVやライブを観てからしか分からないと思うので、ぜひ!
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