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お経でも聞いてみませんか?

どうも、お初にお目にかかります、今年からTMPのメンバーになったわたなべといいます。Pomとかいう名前でDJやったりすると思いますので以後お見知り置きを。

さて、突然ですが皆さんはお坊さんがお経を読み上げるのを聞いたことがありますか?聞いたことがなかったら是非聞いてみてください。お経は聞くだけで徳を積む行為らしいので是非聞いてみましょう。
僕は先日、お経を聞く機会があったので気がついたのですが、お経って実はHip-Hopだと思うんです。正確にいうと、Hip-Hopカルチャーの中のラップ・ミュージックですね。
N番煎じのネタなのではありますが、とりあえず色々調べてみようと思います。

とりあえずお経について考えてみよう

お経とは

そもそもお経とはお経とは興正寺さんによると、

お経はお釈迦さま(=仏)の説かれた教えをまとめたもので八万四千もの数があると言われています。現在日本でお唱えされているお経は大きく3つに分類されます。
(中略)
お経には人が生きて行く上で守らなければならない事や、考え方、生き方について説かれています。そして、目指すところは悟りの世界です。

八事山興正寺ホームページよくある質問

といったものらしいです。しかも色々と調べてみると、お経を読み上げるときにお坊さんが木魚を叩いたり、独特な節や音階で読み上げることが宗教音楽とされており、そのことを声明(しょうみょう)と呼ぶらしいです。お坊さんの読経はちゃんと宗教音楽とされているんですね…知らなかった。

ところでですがこの声明、wikipediaによりますと、

日本の声明は陰陽五行説に基づいた中国の音楽理論が基礎となっている[3]。声明は宮・商・角・徵・羽という5音からなり、呂・律・中曲と呼ばれる音階、旋律に関する3つの概念に則ってパターン化されている。これらの概念は天台、真言など流派によって解釈が多少異なる。

wikipedia『声明』

ということで音階などの概念もあり、音楽的にすごく発達してるらしいです。何やら歌舞伎などの雅楽にも影響を与えたらしい。ヒップホップっていうよりジャパニーズクラシックって感じがしてきた。

少しそれたので話を戻していきましょう。これはご存知だと思いますが、お坊さんが読経なさるときに声明を行う横で木魚を叩きます。あのポクポクいってるやつです。木魚を叩くことには色々理由があるそうですが、その一つに読経のリズムを一定に保つためらしい。
そう、ビートです。
宗派によっては木魚はないらしいですが一旦おいておきましょう。
木魚というビートの上で、お経というリリックを旋律に乗せて唱和する、これは読経をラップと呼んで差し支えないのでは?まあ、そう感じたわけですよね。

じゃあラップってなに?

ラップのとお経

とりあえず読経についてはわかったのでラップについてwikipediaでみてみましょう。

ラップ (Rap) は、音楽手法、歌唱法の一つ。「韻律、リズミカルな演説、ストリートの言葉」[1] を組み込み、バックビートや伴奏など様々な方法で唱えられる[1]。ラップの要素には、「内容」(何が言われているか)、「フロウ」(リズム、韻)、「話し方」(終止、声調)[2]が含まれる。

wikipedia『ラップ』

はい、これでお分かりですね?リズミカルな演説、バックビートで唱えられる、これらのことを踏まえてもやはり読経はラップです!!!多くの徳を積まれた仏様の言葉をdisなどで発達したラップと一緒にしたらすごい不謹慎ではあるのですが、これはもう包含関係が成り立ってますね。

最後に

ここまで色々調べたりしましたが、思ったよりお経というものが奥深くて面白かったです。他にも調べていてソースが確認できなかったがあったりと省いておりますが、感想としては、お経という存在が日本語ラップが今の形になったことにめちゃくちゃ大きな影響があると思います。あと、思ったより日本語のラップがお経みたいでダサいという批判が多かったんですが、お経の方が神秘さなどメロディアスさを持っているように感じたので、そういう方こそ是非お経を聴いてほしいなと思いました!
ここまで駄文を読んでいただきありがとうございました!

追伸

お経で音楽やってる人も意外といるので探してみてください!
ではでは


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