長崎県から流出”した”自分
こんにちは、お世話になっております。
川崎 真(https://twitter.com/0929Babolat)です。
基本プロフィールは下記です。
①1995年生まれの男性 ②長崎県佐世保市出身 ③東京の私立大に進学で上京 ④都内の某外資系勤務 ⑤既婚 ⑥テニスが大好き ⑦つくば都民
僕が九州から流出し今後も地元および長崎県(および九州に)生活の拠点を移す気がない理由を下記にてご説明します。
自治体の担当者および人手不足の企業の担当者は是非参考にしてください。
①高校のブラック校則と進路指導への疑問
僕が卒業した高校は長崎県立佐世保南高校です。
いわゆる自称進学校でした。
ブラック校則(7:30からの強制朝自習、人権侵害レベルの厳しい身だしなみ検査等々)と生徒の希望を無視した進路指導(国公立主義、私立志望は人権無し等)には心底苦しめられました。部活も休みがなかったので当時は強制朝自習のせいもあって常に睡眠不足でフラフラでした。
上京して都会の自由な校則と自分の希望が尊重される進路選択および指導を受けてきた大学の友人の話を垂涎しながら聞くと同時に自分の出身地を何度も呪いました。
自分の子供には絶対に同じ思いをさせたくないので地元で子供を育てるのは絶対に嫌です。
②地元に帰ったとしても良い仕事が無い。
万が一地元に帰ってもそれほど稼げる仕事がありません。
長崎県の有名な産業は造船ですが衰退が激しく、佐世保の某有名企業で働いていた父もブラック労働でした。(若いうちは給料少ない、残業が長い等)
それに長崎県は家賃も高い割に給料が少ないので就職するメリットは少ないです。ちなみに長崎市の家賃相場は名古屋市とほぼ同じです。
③いざ就活!福岡の企業を受けてみるけど。。
福岡になら戻ってやってもいいかな。。と思い福岡の企業をいくつか受けました。そんなに高望みはせず中堅レベルを受けたつもりでしたがほぼすべて一次選考で落ちました。東京ではそんな事なかったのに。。。
当時のスペック的には決して周りと比べて低い方ではなかったと思うのですがこれは運ですかね。しかし。。 下記に続く
以上つらつらと長崎県(および九州)に帰らない理由なのですが、このままでは長崎県が衰退しまくって老害しかいなくなるので若者が地元に残る(帰ってくる)様になるアドバイスを率直にくっっっっそ生意気かつ正直にバカにもわかりやすく嚙み砕いてお伝えします。
①若者の所得を上げよう
家賃が名古屋並みなら収入も名古屋並みにしないと人は来ません。
有能な人なら尚更です。そもそも若い人間が長崎県内に残ってくれること自体がありがたいことなのです。これに真剣に取り組まない事には根本的な解決は永遠に不可能です。いますぐ手を打ちましょう
②今すぐに中学高校のブラック校則と朝自習をやめよう
自分自身が満足な学生生活を送れないと地元で子供を育てる選択肢は無くなります。人権を無視したブラック校則と生徒の睡眠時間を削る朝自習は可及的速やかに廃止すべきです。また、進路指導についても生徒の意見と人権を尊重しましょう。今いる若者(中高生)を大事にできない地域は自ら「僕たち私たちは衰退したいです!!」と宣言してるようなものです。
反対する教師はクビにしてもいいと思ってます。
③Uターン就職に本気で取り組もう
そもそも都市部に出た学生が地元の企業を受けること自体ありがたい事なのです。三つ指ついて迎えるくらいの姿勢でないと都市部の方が全てにおいて魅力的なのですから有能な若者なんて戻ってきません。社会人でのUターンも同じです。環境を整えれば人は戻ってきます。
④魅力が無い事を自覚しよう
現時点で魅力が無いから若者が離れている事を自覚してください。
「若者に県の魅力をわかってもらう為に情報発信に力を入れる」とかホントに笑わせます。魅力が無いから流出してるんです。そもそも役所風情に若者向けのマーケティングおよび情報発信ができるとか思わないでください。観光地とかあっても腹の足しにはなりません。ゼロスタートで考えてください。お刺身の美味しさだけは長崎県の圧勝ですが正座して、若者の意見を煮え湯であろうとも飲み込んでください。
以上が長崎県が若者流出を食い止める為にすべき事です。
決して耳障りの良い内容ではないですが、これを解決しない限り衰退し続けますのでいい加減自覚しましょう。
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