吃音症とは?
僕の吃音について書く前に、今回は吃音症とは何かということについて書こうと思います。
国立障害者リハビリテーションセンターのウェブサイトの吃音紹介ページには、吃音の症状として次のように記されています。
1. 症状
吃音(きつおん、どもり)は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。単に「滑らかに話せない(非流暢:ひりゅうちょう)」と言ってもいろいろな症状がありますが,吃音に特徴的な非流暢には、以下の3つがあります。
音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」
引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」
ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」
上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています ( ICD-10, WHO)。
簡単に言うと、吃音とは
話す時言葉が流暢に出なくなる障害で、連発・伸発・難発の3種類があります。
「どもり」という言い方は現在放送禁止用語らしいですが、まさにこれです。
この連発・伸発・難発というのは人によって様々で、連発ばかり、難発ばかり出てしまう人もいれば、3種類の症状全部が出る人もいます。
ちなみに今僕は主に難発の症状が出ます。
※吃音症は幼児期に発症する発達性吃音と青年以降に発症する獲得性吃音がありますが、大半は発達性吃音で僕自身も発達性吃音なので、今後「吃音」という言葉は発達性吃音として使います。
幼児期では20人に1人が吃音症といわれています。
多くの場合吃音は自然に消失していきますが、
成人の100人に1人程度はそのまま吃音が残るといわれています。
また、男性に多いとされています。
吃音自体は言葉を繰り返したり出なかったりすることですが、
言葉を出しやすくするために身体を動かす、力みすぎる、顔をしかめるといった
随伴症状が現れることがあります。
吃音に対する意識が強まるほど、
どもらないように話そう、どもる場面を回避しようとします。
言いやすい言葉に言い換える、わからないフリをして話すのをやめる等、
色々な工夫をしています。
この他にも様々な症状がありますが、本当に人それぞれ違うので一概には言えません。
つまらない説明ばかりですみませんでした。。
それでもまずは吃音を知ってもらうことが重要だと思っているので書かせてもらいました。
次からは僕自身の体験とともに吃音の症状を書いていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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