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回想録1

恩師(西)とのプレイ

4月に入り、恩師(西)と再会。
お逢いするのは多分6回目。

(西)は初回目が合った瞬間、逝った相手である。
「痛みと快楽は紙一重」である事を、初回プレイ中仕込まれ、アフメでは私の家庭環境、DVがありながらも離婚しない決断など深掘りして話を傾聴し丁寧なDMやり取りをしてくださった。

「言いにくい事を伝えてくださって感謝します。貴女がこれだけ女風を求める理由が分かりました。貴女にとって女風は生きていく為の処方箋なんですね。」

そう仰り、私が女風で生き抜く力を与えてもらうスタンスを理解してくださった。


それ以降の逢瀬も毎回何かしら自分の心と身体にギフトをくださる関係だと思うが故、「恩師」という表現になる。

4月初旬の直近のプレイは、私はメンタルが不安定。
いつも身体をたくさん逝かせて満ち足りさせてもらいつつ脳までのフルコースだが、今回は「心」をたくさん満たして欲しい。
今更な関係ですけど優しく甘えさせて欲しいと利用直前の気分を伝える。

ホテル前で待合せするのも新鮮。
部屋に入りお互い思う存分煙草を燻らせながら会わなかった期間の報告。
(地元の方ではないので遠征時のみ利用)

珍しく私は(西)の肩にもたれ膝の上に寝転がり、話を続ける。きちんと当日またリクエストしてプレイ。

オイルマッサージする時間が喋りすぎてなくなったけど、私の求める「肌の触れ合いから心迄触れ合って欲しい」という意図をこれでもかと理解してプレイに挑んでくれた。

まずはお互いの呼吸をゆっくり整えていく。

目を閉じ(西)の声に合わせゆっくり腹式呼吸で横隔膜下げ切るくらい息を吐き出す。
そしてまたしっかり息を吸い込み、完全に息を吐き出す。
呼吸を声に合わせゆっくり繰り返し深めていくにつれ、下腹部が自然と温まってくる。
手を膣上に当てるよう指示を出され、(西)の優しい声での呼吸と誘導で自分自身の身体がリラックスしながらオンナになっていく。

呼吸と涙と共に、溜め込んだドス黒い感情を吐き出し、身体が解放されて逝ける状態まで導いてもらった。

身体と心がオンナとして整った後は、(西)が肌を触れ合う事を大切にしてくれながらのプレイ。

直接
「脳逝き無しで!!」とは伝えてない。

東の恩師から、身体(膣内)の筋肉の使い方の歪み指摘されたことも伝えてない。

けど見事にそういう部分を見事に汲み取って、プレイ時間中、肌合わせている間はしっかり私の事を愛してくれた。
慈しむように肌に触れていって快楽を享受させてくれた。

「逝く」という快楽の行為は、身体が満ち足りる性欲によるものだが、オンナは「心」を、そして「五感」をフル装備して逝く。

だから男性のように射精して終わりがない分、奥深い。

(西)は私の奥深く眠っている暗闇までプレイで照らして掬い取ってくれた。

泣きじゃくって「逝く」「気持ちいい」「好き」と喘ぎまくる。
これが私の心と身体の解放手段。
日常の生き苦しさから安らぎを得るひととき。

ひとときの対価を支払っての付き合いであれ、良き理解者でアドバイザーでいてくださる西の恩師。

私はこのご縁に感謝してやまない。



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