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温泉宿と一人旅を愛する、私の好きな3つの島

先日、利尻山登山と利尻島に関する記事をブログに公開した。

利尻山登山のために2022年に初めて渡った利尻島だが、なんだか妙に気に入ってしまい、2023年に早くも再訪している。
同じように宮之浦岳登山を目的に2014年に屋久島を旅したこともあったのだが、屋久島にはそれ以降訪れていないのとは対照的だなと思う。

利尻島に行った当初の目的は「利尻山登山」だったが、2度目に訪れた際は登山はせずに島での滞在を楽しんだ。
国内をひとり旅するのが好きだが、特に「島旅」が好きなわけではなく、島を旅した経験値は少ない。

しかし、振り返ってみると繰り返し訪れている島が3つあった。本稿ではその3つの島について書いてみようと思う。

どんな島なら繰り返し行きたいと思うのか

(1)車が運転できなくてもなんとかなる広さ・交通の便

車の運転ができず、公共交通機関を使って旅をしているので、島旅では現地での足に困ることが多い。
レンタサイクルという手もあるが、私は運動神経・反射神経に自信がなく、初めて来た場所で乗り慣れないレンタサイクルに乗ることに実は抵抗がある。また、レンタサイクルに抵抗がない人であっても、風が強かったり雨が降ったりと天気が微妙な日は、自転車に乗りたくはないのではなかろうか。

「バス便が一応ある」「電話すればタクシーを呼べる」「タクシー移動しても懐が痛まない程度の広さ」という条件が揃った島であれば、車を運転できなくてもまあまあ楽しめるのだが、実はこの条件に合致する島はけっこう限られてしまうのだ。

(2)また泊まりたいと思えるいい宿がある

私は温泉が好きだが、中でも「温泉宿に泊まること」が好きなタイプで、野湯にはそんなに興味がない。
いや、本当は野湯に入りたい気持ちもあるのだが……女1人で野湯に行くのは危ないこともあるし、そもそも野湯のほとんどは車がないと行きにくい場所にあるので、あんまり興味を持たないようにしているところもあるかもしれない。

いい温泉が湧いている島というのはけっこうあるのだが、野湯だったり、管理されている温泉であっても共同浴場だったりで「いい温泉宿」がある島はあまり多くはない。また、温泉宿はあっても1人では泊まりにくいことも多いのだ。
「1人で泊まれるいい宿」がある島だと「あの宿に泊まるためにまた行きたい!」いう気持ちが盛り上がって、再訪したくなるのだと思う。

(3)その島ならではの食材と、おいしく調理してくれる飲食店の存在

島旅は、現地にたどり着くまでにけっこうな時間とお金がかかってしまう。
また泊まりたいと思えるいい宿があれば「再訪したい」気持ちは高まるが、いい宿は島まで行かなくても日本全国にあるのでね……。それだけでは「時間とお金をかけてもまたあの島に行きたい!」気持ちが盛り上がりきらない。

しかし、利尻のウニのように島ならではの食材があり、それをおいしく調理してくれる飲食店や宿があれば「あれを食べにまたあの島に行きたい!」という気持ちが盛り上がるのだ。

2024年7月現在、私の好きな3つの島

ここからは、上記の3つの条件に当てはまり「温泉宿と一人旅が好きで車の運転ができない私」が、繰り返し訪れている島を3つ紹介する。

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