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小声の周波数


ポケモンスリープに辿り着く前に寝落ちしてしまった!

昨日まで5日間、寝落ちる直前までYouTubeで結構気持ち悪い観る人を選ぶ動画(毛抜き、角栓抜き、毛剃り、耳垢除去、歯石取り等の動画を観ながら寝落ちするのが好き)を再生しながら眠気を待ち、眠気キタ!という瞬間ポケモンスリープを開いてあれやこれやして、カビゴン早く寝かせてくれ〜と思いながら頑張って記録を取っていたのだが…
昨夜は毛抜き動画の再生中に夢にずぶずぶと飲み込まれてしまったらしい。

それにしてもズッタズタの睡眠時間。
現在無職生活を謳歌しているため、大体3時半頃目覚めたあと勉強をして朝を迎え、大学に行く娘を朝送り出してから3時間ほど二度寝、というのを繰り返している。
本当ならまとめて8時間とか寝たいけども…!そんな体力も睡眠力(睡眠を継続する力)も私には無いのであった。


ところで友人の皆さんはご存知かと思いますが、私はめちゃめちゃ声が小さい。自覚は全くなく、普通〜に喋っているだけなのだが、その普通の声量が一般的な人々の半分くらいしかない。

娘や友人からは
「何言っとるか全然聞こえん」
「街のノイズがでかすぎてぱっさんの声が消される」
と言われてしまう始末…

思い返せば中学生のころ、音楽の授業で合唱をやらされた時に、私は誰よりもでかい声で歌っていた(つもりだった)。それなのに若くてヒステリックな音楽教師からは
「ちゃんと真面目に歌って!全然声聞こえないよ!」
と言われて衝撃だった。こんなにめちゃめちゃ声張り上げているのに…?
それ以降私は音楽の授業に全力を尽くすことを諦めた。私の全力は私以外の方々のほんの僅かな微力なのだ、ということに気付いてしまったのだ。かなしいねえ。

それらの歴史を経て、小声の民となった私は、小声である自覚をある程度は持ちながら生活していた。
レジで聞き返されることもたくさんあるし、友人や娘から
「ごめん、もう1回言って?」
と言われることもしょっちゅう。自分の声は小さい、ということを認識して生活するようになると、必要な場面で大きい声を出す、ということが出来るようになった。大きな進歩である。


9年間交際している彼氏とは、ほぼ毎週会っている。どこかに出掛ける車中では、2人でひたすらあーだこーだと喋り続けている。喋ることがあまり得意でない私でも、彼氏となら無限に喋ることができる。

あと彼氏には聞き返されることがほぼない。会話の途中で「え?何?」と聞き返されることのストレスよ…
それがほぼゼロ。彼氏の声量は普通サイズだが、見た目の割に結構おっとり喋るので、私は彼氏のそういうところが結構好きだなあと思う。



そして先日
「私って声小さいよね?」
とついに聞いてみた。娘や友人とのやり取りの過去から、多分
「小さいよ」
と返って来るものだと思っていた。
しかし彼氏からの返答は

「そう?全然小さいと思ったことないけど…」

というもので、それがめちゃめちゃ衝撃的だった。私の小声を小声だと思わないままそのまま受け入れてくれる人がこんな近くにいたとは…!
彼氏は
「まあ俺にしか聞こえとらんのかも知れんけど…俺結構特殊な体質やで」
と笑っていた。
そういうところが!!!好き!!!!!
となりました。惚気です。
同じ周波数の世界で生きているのかも知れないね。


そんな彼氏とは9年間、ほぼ毎週会っているのに喧嘩らしい喧嘩は片手で余る程度。それでもたま〜にでかいのがガツンと来て、それが最近あった。3年ぶりくらいの大きい喧嘩。ちなみにこのレベルの大喧嘩は9年間で2回目です。平和主義なので…

それがまあ久々に別れが頭をよぎるほどの大喧嘩をしてしまいまして(発端はお互いの勘違いと認識違いからの言葉足らず)、私もわんわん泣きまして…
でも絶対に引きずりたくなかったので、その日のうちにお互いの改善点を話し合って仲直り。
過去の彼氏だったら「めんどくさい」「冷めた」と言って話し合うことすら放棄していたと思う。
私もあれこれ言うのは無駄、私が我慢すれば場がおさまる、と思い込んでぐっと飲み込み、永遠に引きずっていたはず。
でも今後死ぬまでずっと一緒にいることを考えると、ちゃんと言わなきゃ伝わらないなあと思い、かなり噛み砕いて理解しやすい言葉で伝えた。お互いの良くなかった点、今後こういう対処をしていきたい、ということを伝え、その日のうちに仲直り。平和が一番。

9年間も同じ時を過ごしていると相手の言いたいこと、考えていることというのは大体分かるようになる。それでもやっぱり言葉に出して伝える、確認する、というのは本当〜に大事だなと再確認しあった日であった。なるべく喧嘩はしたくないよ。

台湾の唐揚げ

でっけ〜からあげおいしかったなあ。
現在家族3人中2人が病人のため、私自身倒れないようにかなり気を張っている。私が倒れたらこの家は全滅…!そんな危機感の中ぽや〜んと生きております。
今ならカビゴンと一緒に眠れるかな。
おやすみ〜


終わり。

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