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そうだ!おとな旅しよう 三峰神社編②
【旅の目的を達成していく】
目的その1 奥宮を目指す!
宿でいただいた地図や、ガイドマップなどを見ると
奥宮までは、約2.5㎞、徒歩1時間とも1時間半とも書かれています。
実際わたしは、ちょこちょこ休みながらゆっくりと登ったので、
約2時間かかっていました。(ゆっくり過ぎました 笑)
スタートは、らくらく散歩道のようなのですが、
本格的な山道の入口に、
”登山届”を出すポストと、
心優しいかたが置いていった
”クマ避けの鈴”があり
「ここからは、異世界ですよ」
と言われているようで、グッと緊張感も増してきます。
念のため、鈴を1つお借りすることにしました。
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いざ!奥宮へ
曇っていたことと、ほどよく涼しい風も吹いて
あまり暑く感じなかったのは、物凄く助かりました。
もし、この木々の間にハンモックがあったら、
一瞬で熟睡できそうなくらいですから、街中と比べると、
お山の上はこんなにも心地よい場所なのですね。
自然に包まれると、様々なメリットが見えてきます。
【写真】
そして、最後の難所、鎖地帯(と勝手に名づけました)を超えると、
いよいよ奥宮に到着です。
![](https://assets.st-note.com/img/1662377084881-ZkOOQCxuUC.jpg?width=800)
頂上では、どこからともなく黒い蝶がひらひらと飛んで来て、まるで
「ようこそ 良く登って来たね!」と言ってくれているようでした。
山道を歩いている時には、あまり気付かなかったのですが、
翌日「遥拝殿」(奥宮まで行かれない時に拝む場所)から、
奥宮(妙法ヶ岳)を見ると
「よく、あんなに高いところまで登ったな」
と、我ながら感心してしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662378649318-dU6elg83h4.jpg?width=800)
不思議なことに、近所の坂道や階段を登るのは、
息切れがして物凄くしんどく感じるのですが、
神様のお山を登る時は、しんどい感じがあまりしない。
疲れ方が全く違うのですね。
そしてこの 「疲れ」 は、このあと「神の湯」で、しっかりと癒され回復します。
目的その2 食事とお楽しみ
パワーフード 人気NO1 【しいたけ丼】
![](https://assets.st-note.com/img/1662388455557-HGqrPdugF6.jpg?width=800)
奥宮から本殿に帰って来ると、14:00を廻ってしまい
狙っていた「いも田楽」は、見事に売り切れていました。
いも田楽を楽しみにされているかたは、早目に召し上がると良いかと思います。
無事に奥宮から帰ってきたことを、拝殿でご報告してから、
迷った末に、この日の昼食をとることにしました。
せっかくですから、
土地のエネルギーをいただけるようなものが食べたい! と,
探したところ「しいたけ丼」 なるものを発見。
![](https://assets.st-note.com/img/1662378805400-EndSF0rbk8.jpg?width=800)
「きのこ=気の子」と語呂合わせをして、巨大な干しシイタケのフライを乗せたどんぶりです。
おススメの通りに粉さんしょうをかけて食べると、揚げものなのにスッキリとした感じになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1662378916474-19BEIDkWZa.jpg?width=800)
展示されていた、「巨大干ししいたけ」の写真を撮っていると、厨房から調理のかたが出てきて、とびきり嬉しそうに説明をしてくださいました。
雑誌で「パワフルフード」と紹介されてから、人気メニューになったとのことでした。(雑誌も見せていただきました)
三峰神社は、「気守り」が有名ですし、やはり”気”に秘密があるようですね。
石清水コーヒー
前回は、ちょうどダイエットメニューが終了したタイミングで
世の中に”こんなにおいしいモノがあるなんて!”と感動したのが
「石清水の水だしコーヒー」でした。
小教院(三峰神社のカフェ)で、久しぶりにいただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1662379042804-IqNDOc1Moy.jpg)
「やっぱり美味しい」
山道を歩いた後の、一杯は格別です。
そして旅の目的も、着々と実現していきます。
最大の目的 神の湯 で至福の時
美味しいものをじっくりと堪能した後、チェックインしてすぐに
この旅最大の目的「神の湯」で汗を流しに行きました。
お風呂場自体は、特に”景色が良い”とか”神々しい”などという趣向はなくて、むしろ地味な、本当に何の変哲もない浴室なのですが、
他の温泉とは明らかに違うエネルギーを感じるのですね。
奥宮まで登ってきた疲れが、ス~っと取れてきて、身体が軽くなる感じがしました。
合計3回お風呂に入りましたが、のぼせることもなく、入るたびにスッキリしていくお風呂は、今までこの「神の湯」だけ(個人的感想です)、
凄くいいお湯なので、おススメです。
数年前に来た時には、「日帰り入浴」が出来たのですが、現在はコロナの影響で宿泊者しか入れなくなってしまい、どうしても入りたかったので
宿泊することにしました。
熊に気を付けて!
宿泊者の特典は、
①何といっても、早朝に三峰神社のお参りが出来ること
②朝一のご祈祷が受けられること
③神の湯に入れること
朝の神社の空気は、何とも言えない清々しさがあるので
普段から、なるべく午前中に神社をお参りするよう
にしていますが、物凄く早く起きなくても、
靴を履いたらすぐにお参りが出来る環境にいるのは、
非常に有り難いものです。
朝の散歩に出かける時、フロントのかたに「熊に気を付けて下さいね」と声をかけられビビりました。
「境内に出たことは無いですけどね」と付け加えていましたが、
もう ビックリさせないで下さいよ~~ と思いながら、散歩に出発。
拝殿にお参りをして、ぐるりと一回りしてみましたが、やはり熊の姿は見当たりませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1662386977624-u6y9pwp4HZ.jpg?width=800)
熊に喰われず、無事に戻るとご祈祷の時間になりました。
ロビーで集合してから、みんなで拝殿に向かいます。
途中、本来でしたら手水で清めるのですが、コロナの影響で
「祓い給え 清め給え」と唱えるだけでした。
朝一のご祈祷は、清々しい空気の中粛々と行われるので、
背筋が伸びて気持ちが引き締まります。
緊張していたせいか、最初の太鼓の音で、
心臓が飛び出るくらいビックリしました。
毎月1のつく日は、通常のご祈祷に加えて、
皇居に向かってご祈祷をする おつとめ があるそうなのですが、
ちょうど1のつく日(11日です)に当たっていたので、
君が代を歌って一緒に礼拝をしました。
まとめ)
今回は、日常を離れるために思いついたことだったのですが、フタをあければ想像を超えた「非日常」を体験する旅になりました。
じつは真の目的である「ご眷属拝借」をしているので、非日常は 現在進行形 であり、来年も行くことになったのですが、そちらのお話は、機会がありましたらですね。
三峰神社は、時間を贅沢に使える「おとな空間」であり、
【ちょっと足を伸ばして行ってみたら、レアなご褒美が待っていた】
最強のパワースポットなのでした。
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