「2022年の最後に会った人から」という素敵なメッセージ。
ツキシマでーす。
この年末年始にちょっとステキな話があったので紹介しますね。
2022年の最後の日、初めて高良山に登ってみた。
久留米には高良山(こうらさん)っていう小高い山があって、そこに高良大社(こうらたいしゃ)っていう由緒正しい神社があります。この辺の人にとっては身近で神聖な山だそうです。
大晦日のコーヒー屋は休みなので、初めての神社に行ってみることに。
下山中に知らない女性に話しかけられる。
登りは石段の過酷な道だったんですが、うっかり変な道で下山してしまったので、舗装はないし折れた木々はあるし滑るし暗くなってきたし・・・
そんな道で、立ち尽くして困ってそうな女性がいました。
女性「ミョウケンジンジャ、イキマスカ?」
『???それどこ?知らない。。。』
女性「アー・・・」
うまく喋れないのでスマホアプリで会話。
韓国の人っぽいので、あっちが片言の日本語だったりこっちが英語だったり、翻訳アプリだったりで会話するんですけど、韓国のアプリは固有名詞が出ると変な通訳になります。久留米って単語は大体グルメになっちゃう。
『下山するんだったら付いてきて。』
という感じで言っては見たものの、自分も道が分からないうえに言葉が通じてるのかすら分からないまま一緒に下山することに。。
Google Map にも道が出てこない過酷な下山道。
Google Map を見ても道がないので勘で進むんですが、途中、何箇所かで怪しい分岐があって危うく遭難するところでした。どうやらこの女性の翻訳アプリが言うには青と赤のリボンが付いてる道を辿れば正解だそうな。
よく見ると木にリボンが付いてるんですが、暗いから本当によく見ないと分からない・・・
無事に、予想より遠い駅に下山できました。
50分くらいかけてやっと御井っていう駅に着いたので、バスで町の方に戻ることにしました。Google 翻訳を駆使して会話しているんですけど、『夜ご飯はどうするの?』って聞いたらローソンのお弁当でも食べるとのこと。
せっかくの旅行なのにコンビニじゃ味気ないから居酒屋でも行くかい。
居酒屋で話を聞いてみると、はるばる韓国から来てオルレ巡りをしてるらしい。
オルレは韓国の済州で「通りから家に通じる狭い路地」という意味なんですが、転じて「オルレ=お勧め観光トレッキングコース」としていろんな町でコースが設定されているので、トレッキング趣味の人達に人気だそうです。
今回の旅行では一人で武雄とか嬉野とか島原でもオルレをして、最後の日が大晦日の久留米オルレで、チェックポイントの一つが妙見神社だったらしい。すごい体力!
ということで、たくさん飲んで食べて楽しく会話をして解散!
そして1月、 YouTube に謎のコメントが来てた。
その大晦日から3週間後、うちのコーヒー屋のチャンネルにこんなコメントが付いてました。
変なスパムかな?とも思ったんですが、2022年を思い出してみると・・・
グルメ・・・?あの女性かな?ということで翻訳アプリの韓国語で返信。
ということでコーヒー屋は6時にはとっくに閉まってるので居酒屋へ。
居酒屋で待ち合わせてみたらあの女性でした!(違ったらヤバかった)
久しぶりの再会ということで、お土産たくさんもらっちゃいました!
巨大な箱を抱えてたので『こんな重たいものを持ってきたの!』と言って受け取ったら超軽い!韓国海苔でした。
どうやら、年末のお礼で再度来てくれたみたい!お手紙と写真まで付いてました。嬉しい!
2回目の久留米だからかとても饒舌で、韓国では「孤独のグルメ」とか「深夜食堂」が流行っていること、スラムダンクのメガネ君が好きなこと、温泉とかワイナリーとか焼酎工場に行きたいこと etc…
いろんな話をしてたくさん飲んで楽しい1日を過ごしました。
まとめ:みんなもオルレしてみてね。
雑な結論ですが、たくさん歩くとステキな出会いがあるはずなので、みんなも歩いてみてね!
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