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コーヒー屋は留守にして、この街のみなさんの仕事っぷりを眺めたりしているのが楽しい。

ツキシマでーす。

最近、よく近所で大きめの工事とか定期点検とかがあるんですが、せっかくコーヒー屋が暇なのでカメラを持って見学に行きましょう。

経験上、コーヒー屋の看板に「下ノ畑ニ居リマス」とか適当に書いておけば30分くらい抜けても問題ないですね。

どこだよ畑って。


この街の人は喜んで仕事を見せてくれるし、なんなら工場見学ばりの説明までしてくれる。

この辺のみなさんは、「ちょっと仕事してるところ見せてー」「いいよー」くらいの感じで、何なら「この塗料は○○で・・・」「アスファルトとコンクリートの違いは・・・」「この木材は・・・」みたいな詳細な説明までしてくれます。

この駐車場を作っている時は、近所の飲み屋でよく見かける職人さんが工事をしてて、工程や素材の説明までしてもらっちゃいました。

植木職人さんもたくさんの技(枝じゃなくて技)を持ってました。


ただの点検も、ちゃんと見てると楽しい。

コーヒー屋のある団地には BASE っていう職人さんのシェアオフィスがあり、そこの職人さんが点検もやってるんですが、喜んで何でも見せてくれます。

例えば、下水点検の職人さんがマンホールを開ける(開かない)だけの動画なんですが、なぜかうちのチャンネルの中では伸びてます。


他にも床下に潜って点検してたりもしてますが、見てたり動画を撮ってたり、ちょっとした小技を聞いたりするだけでも楽しいですね。


町中で、みんなの仕事を見学できるイベントなんかもあったりする。

この町では、久留米まち旅博覧会っていうイベントが毎年あって他の人の仕事っぷりを見ることが出来ます。なかなか人気ですぐ埋まっちゃうコースもあるみたい。

うちのコーヒー屋の入ってる団地も、管理人さんたちがリノベーション物件を案内しながら実際に DIY をしてみようというコースがあったりします。


団地の住人の特権で撮影のふりをしてイベントを覗いてみましたが、団地の管理人さん達もさすがのイベント慣れで、みんな満足のイベントでした。


まとめ:東京だと煩わしかっただけの設備点検や道路工事なんかも、じっくり見てみると楽しい。

言ったことはないですが、東京で「ちょっと工事見せてください」なんて言ったらヤバい奴が来たみたいな感じになって断られると思いますし、そもそも東京に住んでた時には工事を見たいなんて思いませんでした。

この街に来てからは、コーヒー屋のお客さんだったり飲み屋で会う人だったり団地の管理人さんだったりが別の顔で仕事をしてるという "違和感" も含めて見てて楽しいですし、いろいろ知らない分野の知識が入ってくるのはいいですね。

犬と遊ぶのがコーヒー屋の仕事。


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