通勤中の嫌なこと。

朝、電車に乗っていると、
1ブロック先ぐらいで、ずっと大きな独り言をつぶやいているおじさんがいた。
いろいろなことに怒っている。
あんまり聞き取れなかったけど、国鉄は赤字で、JRになった途端に黒字になったことを、
みんなが知らない、と言っていた時があった。
国の人間は信用ならん、と。

電車から降りて、ホームを歩いていると、
ホームを、ほうきとチリトリを持って、きれいにしているスタッフがいた。
前から歩いてきた少し優秀そうなサラリーマンが、
飲みかけのアイスコーヒーを、これゴミ、といってその人に渡していた。
信じられない大人の常識。

朝から嫌な気分になったけど、
おそらくすごい努力をしてJRを黒字にするために頑張った、
まだ見ぬ功労者を尊敬して、明るい気持ちにすることにした。

嫌なものが目に入るのは、自分が嫌なオーラを出しているからかもしれない。
せっかく良い季節なので、明るい気持ちをもって過ごそう。