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りぼんか、なかよしか

小学生時代、アニメと漫画が生きがいだったと、こちらの投稿に書かせていただいた。

昭和末期に小学生女子だった皆様、あなたはりぼんとなかよしどちらを購読されていただろうか。

他にも、ちゃお、ひとみといった小学生向けの少女漫画月刊誌はあったが、私の周囲では、りぼんとなかよしを買っている子しかいなかった。

私は、根っからのりぼん派であった。

その頃連載されていたのは、ときめきトゥナイト、星の瞳のシルエット、有閑俱楽部などだった。

ちょうど私が購読している間に、ちびまる子ちゃんの連載が開始されたりもした。

ずっと後になって、セーラームーンが連載される頃には事情は違ってくるのかもしれないが、
この頃は、なかよしの方が王道の少女漫画寄りの作品が多く、りぼんの方が少年漫画寄りで、変化球の作品(例えば岡田あーみん作品など)が連載されていたと思う。

なので、りぼんを読んでいる子全てが、というわけでは決してないのだが、少年ジャンプの作品も読むようなオタク女子の傾向がある、私のようなタイプ、はりぼんを読んでいたような気がする。

連載される作品は全て楽しんで、一か月なめるようにその月の号を読みつくしていたけれど、
単行本を買うとなると、なぜかちびまる子ちゃん、お父さんは心配性といったギャクものに偏った。

根っからのリボン派だった、と言ったものの、実は、私が小学生時代一番どはまりしていた作品は、なかよし連載の作品であった。

それは、あさぎり夕先生の「あこがれ冒険者」だった。

単行本3冊という比較的短い作品だったので、当時の私は寝る前に1冊読むのが習慣で、いったい、作品全体を何周読み返したかはわからない。
半年以上は、エンドレスで読み続けていたと思う。

そんなにあさぎり先生の作品が好きなら、なかよしの方を買ってそうなものだが、私があこがれ冒険者にはまった時には、連載はとっくに終わっていたのだった。

その次の「なないろマジック」もおもしろかったのだけど、あさぎり先生以外の連載はどうも興味を持つことはできず、りぼんを選ぶに至った。

いつりぼんを卒業したのかは覚えていないのだけれど、小6になる頃は完全なアニメオタクになっていたので、アニメージュなどを買うようになっていたし、読む作品も花とゆめに連載されるものが多くなっていき、りぼんは買わなくなっていったのだった。

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