三谷朱花

筆を折りました。今は小説家になろうとアルファポリスに作品がのこってるだけです。 本の感…

三谷朱花

筆を折りました。今は小説家になろうとアルファポリスに作品がのこってるだけです。 本の感想がありましたらどこに書いていだだいても構いませんので、書いて下さると嬉しいです。

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  • 初めての文学フリマに慌てふためく出店者の姿を描くマガジン

    初めて参加した文学フリマ東京38に関する投稿をまとめました。誰かの文学フリマの参考になると幸いです。

  • 小説

    短編小説の倉庫です。

  • 記憶に残る美術

    美術を見るときは好きか嫌いからで入っていいんですよ。by恩師 大学は美術(西洋画)のゼミ。筆は一度も取らぬまま終わりましたが、恩師に絵を見る楽しさを教えてもらったことが一番の収穫でした。 2年後の文学フリマに向けて、完全に存在が忘れられないように(笑)気が向いた時に更新します。2018年に書いていたエッセイです。 今まで見てきた、本物、作品集問わずの絵画や彫刻(踊りも含む)について、個人的な感想を軽く述べるだけのエッセイです。

  • 小説を書いていくときのヒント

    小説を書くときに考えていたことなどをまとめています。

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文学フリマに出した本『夏の記憶』試し読み②遠天

『遠天』と書いて”えんてん”と読みます。 完全な造語です。 『夏の記憶』に収録した短編の2作目です。 昔からの読者さんはご存じだと思いますが、 私のタイトルは元々短いんですよ。 異世界モノなど意図的に長くしている作品も多いですが(笑)、 最短で作品のことを伝えられるタイトルがあればベストだと思っています。 私が買って貰えないんじゃないかと心配していた原因がこの作品。 だけど、一番読んでもらいたい作品だったので、そっと忍ばせておいた作品です。 長崎に生まれて、当たり前に学ん

    • 文学フリマに出した本『夏の記憶』試し読み①夏の記憶

      そう言えば、『夏の記憶』は試し読みを出したことがなかったな、と思い出して。 理由は、一つだけ。 試し読み出すと、更に売れないんじゃないか、って思っちゃって。 怖くて出せませんでしたね。 今思うと、試し読み出さなかったのも売れなかった理由のひとつなのかもな、と思って。 実際は無関係かもしれないですけどね。 とりあえず、出せるものは出しておこうかと。 ということで、『夏の記憶』の表題作品。 『夏の記憶』の本文をどうぞ。

      • 2年後の文学フリマに向けての目標。

        大体、私の人生思いつきで進んでいくわけですが、またもや思いついてしまったわけです。 2年後の文学フリマまでに、今ある在庫を売り切って、今度こそ『宇宙との交信』を本にして、新刊を2年後の文学フリマで売ろう! 我ながら、突飛な思いつきですね。 今の在庫は『夏の記憶』が12冊、『片側の熱量』が5冊。 今動きがないこの17冊をどう売るか。 方法を思いついたわけじゃありません! 方法を思いついたわけじゃないですけど、目標を立てないことには、実現は遠いわけです。 三谷の異世界も

        • 記憶にある本『竜馬がゆく』

          基本斜め読みで、1回読んだだけでは面白かったか面白くなかったかしか思い出せないくらいですが、今まで読んできた本をちょっと書き出して、記憶の整理をしてみるためのエッセイ。2018年頃に書いていたエッセイです。 ※アルファポリスに全エッセイを公開予定です。 竜馬がゆく これはもう一言しかない。 龍馬になりたい! それに尽きる。 まずは性別を変えるところから始めなきゃいけなさそうだけど。

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        文学フリマに出した本『夏の記憶』試し読み②遠天

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          記憶に残る美術『白夜行』東山魁夷

          白夜光 東山魁夷 一番好きな絵は何か、と問われたら、今のところこれを挙げます。 水が光っているように見える。それが好き。 この絵の前に1時間ずっと立っていたくらい。 とりあえずこの作品を見るために、長野に通うこと4回。 4回目にして初めて知る。 これがレンタルされてた作品で、所蔵が東京だってことに...。 道理で作品がない訳ですね! その時、東京から中央線で鈍行に乗って来ましたけど、何か? 結局、所蔵先で見れたのはそれから数年後。 光の加減のせいか、好きだけどなんだか受

          記憶に残る美術『白夜行』東山魁夷

          また、文学フリマに参加するのかしないのか。

          また、文学フリマに参加する……か? と、ふと思ってしまった。 本当は今日が授業の日だったんですが、どうなるかわからない天気模様のせいで、事前に予定はキャンセルされてました。 ということで、ぼんやりすごしてまして、さて、残った本をどうしようかな、と思ったわけです。 BOOTHで本を売り始めましたが、少し売れたあとは動きはなく。 どこかに本を委託しようかな、とも思ったものの、色々あってステイの状態で。 気力と余力と参加費があれば、また文学フリマに出品するのもアリかも、とたど

          また、文学フリマに参加するのかしないのか。

          文学フリマで売り切れなかった本、どうしてますか?

          なんとなくずっとどうしようかな、と思っていたことなんですが、誰かに尋ねず、にひっそりとやるか…と思っていたんですが。 もう書くつもりなかったエッセイを追加したのは、アルファポリスのライト文芸大賞で『宇宙との交信』に奨励賞をいただいたからです。久しぶりに小説関係でドッキリしたのと、嬉しかった勢いで聞いてみました。単純。 それで本題です。 文学フリマで売り切れなかった本、皆さんはどうしてますか? 今後、もう文学フリマに出る予定はありません。福岡の文学フリマがブース増やしたとの

          文学フリマで売り切れなかった本、どうしてますか?

          文学フリマ東京38の余韻も終わったので、たぶん最後のnote記事。

          文学フリマの余韻も終わり、特に書くこともないな、と思ったので、これで記事を書くのは終わりにしようかと思います。 文学フリマのアドバイスをくださった方々、初心者で何も知らない中、色々と教えてくださりありがとうございました! 本当に助かりました。 無事に文学フリマ東京38を終えることができました! また、会場にて本を手にとってくださった方々、そしてお買い上げくださった方々、作品に興味を持ってくださって本当にありがとうございました。 全てが新鮮で嬉しかったです。 買ってくださっ

          文学フリマ東京38の余韻も終わったので、たぶん最後のnote記事。

          文学フリマ東京38に出した「遠天」をどうして書いたか。

          文学フリマ東京には、フリーペーパー含めて4つの小説を持ち込んだ形になります。早速4つ読んで下さった方がダントツ「遠天」が好きと言って下さいまして。 ついでに「遠天」について質問をいただきまして。質問への答えです。 コメント欄に書こうとしたら、500字以内にしてくれと注意されたので、記事にしてます。 この作品についてもっと掘り下げた話が聞きたい、との質問に答えられてるかわかりませんが、とりあえず、これが答えです。 質問とずれてたらまたコメント下さい。 遠天をそもそも書こうと

          文学フリマ東京38に出した「遠天」をどうして書いたか。

          文学フリマ東京38。いぬいさんの来訪と、気づき。

          会場の人もまばらになって、周りに撤収の雰囲気がちらほら広がり始めた頃、ブースに颯爽とnoterのいぬいさんが現れまして。 「刺さりました」 だったか、 「気になりました」 だったか定かではないものの、ありがたいお言葉を残して、本2冊を買って下さいました。 それで何が興味をひいたのかな、と思っていたら、作品を記事に取り上げてくださってまして。 ありがたいな、と思いつつ、書くのをやめた理由が思いの外、重いように受け取られているのに気づきました。 説明するの難しいんで、昨日もウ

          文学フリマ東京38。いぬいさんの来訪と、気づき。

          長崎の話『夏の記憶』について。

          『片側の熱量』に比べて売れてない理由の一つに、宣伝量の差がある気がしていて。 その宣伝が少なかった理由は、作品自体に自信がなかったせいもあって。 タイトルの『夏の記憶』のクオリティには特に不安がなかったんですが、 一緒に入れている『遠天(えんてん)』という作品は、自分しか読んでないので、本当に小説になっているのか不安で。 あと、宣伝もしにくくて。『遠天(えんてん)』の内容自体が重めの内容なので、これを全面に押し出すとライトなのを読みたい方には敬遠されるだろうなー、というの

          長崎の話『夏の記憶』について。

          文学フリマ東京38に出した本のデータ販売について。

          以前、データで売りますよ、と言っていたんですが、今のところデータ販売はしません。 紙の本を売り切ったら販売は終わりかな、と。 売り切ったあとに、欲しがってくださる貴重な方がいれば考えます。 元のデータはあるので、そこまで手間じゃないんです。noteは出す直前の準備までしてたくらいですし。 とりあえず、お金を出して本を買ってもらえるって、やっぱりスゴイことなんだな~、と感じてます。 文学フリマは実物見て買ってもらえますけど、ネット上では、読みたい!と思ってもらえないと買って

          文学フリマ東京38に出した本のデータ販売について。

          文フリ東京38で出した本をBOOTHで匿名配送にて販売中【在庫数時々更新】

          お知らせ BOOTHというサイトで、文学フリマ東京38で販売した本を売るように設定しました。 https://syuka-mitani.booth.pm/ サイトにも書いておいたんですが、今朝、院の課題が10日前(文学フリマに集中してた)に2つ追加されているのに気づいて絶望してスイッチ切り替えたところなので、発送は少し時間を頂くかもしれません(※大方問題は解決しました)。1週間以上はお待たせはしませんので、ゆったりした気持ちでお待ちいただければと思います。 お互いに名前

          文フリ東京38で出した本をBOOTHで匿名配送にて販売中【在庫数時々更新】

          本の販売について。

          文学フリマ東京では、半分売れて半分残る、という成績でした。 まあ頑張ったってことで。 noteの記事を見て来てくださった方もいて、ありがたいばかりです。 そして半分残り、つまるところ、21冊残っていまして。 もう即売会に出る予定もないので、通販で売り切ろうかと思います。 それを売り切ったら、noteでデータ販売をする……かな? データ販売はまだご希望があれば考えることにします。 さて、今日は半年か1年ぶりにお酒を飲んでまして、自分の行動に自信がないので、通販の手続きはまた

          本の販売について。

          文学フリマ東京に用意したフリーペーパー、あと11部。

          『片側の熱量』があと10冊。 『夏の記憶』があと16冊。 ちなみに、記念すべき一人目の購入者さんは、文学フリマ福岡のスタッフさんでした! 文学フリマ福岡にお誘いいただきました。 ありがたいことです。

          文学フリマ東京に用意したフリーペーパー、あと11部。

          本日12時より文学フリマ東京が始まります!

          文学フリマってなんぞや?の方も、文学フリマに行ってみたいけどどうしようかなーと思ってる方も、午後もしお暇なら、東京流通センターに是非お越しください。 入場料1000円ですが、18歳以下は無料です。 第1展示場のE-39にて元はカクヨムの企画で書いたブロマンスを純文学に書き直した「片側の熱量」と長崎を旅する大学生たちの青春を描いた「夏の記憶」を売りますので、よろしければどうぞ。

          本日12時より文学フリマ東京が始まります!