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行ってみたいところ【聖天宮に台湾を思う】

噂を聞いて行ってきました。こちらは、台湾の篤志家が建てた道教の寺院で、五千匹にも上る龍の装飾があることで知られる聖天宮、埼玉県坂戸市にあります。

天門

地方都市のどこにでもありそうな畑の奥に、突然、極彩色の飾りを載せた建物群が見えた時は、ちょっと言葉が出てきませんでした。

前殿
前殿正面

石柱にも無数の龍が彫られています。壁面を埋め尽くす装飾の数々。

前殿内部天井

驚いたのは、個性的な衣装とメイクの若い人たちが続々とやってきて写真撮影をしていることでした。ここは、日本に出現した一種の異界なのでしょうか。それにしては、明るく、大変きれいで、堂々と現世利益を肯定する宗教というのが、いっそすがすがしい感じさえします。

雰囲気に浸っていたら、近いうちに、台湾にも行ってみたいなどという気持ちが出てきました。この日は、そのあと、近くの珈琲自家焙煎のお店でテイクアウトのカレーを500円で食べ、すっかり満たされた気分で帰途についたのでした。

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