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僕たち、まだ



※誤字ではない



僕たちはまだ、何だってできるしどこへでも行ける。

そんな希望を込めたただの日記です。


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私事で恐縮ですが、この度誕生日を迎えました。いえい。


数ヶ月前から「なんかしたことないことしたいな」とふわっと思っていたのだけど、ふらふら生きているうちに気付けば3月にログインしてしまっていて笑った。時間、とてもはやい。(人間何年目の方?)


そんでね、3月の頭が怒濤だったんですよ。

3/1 JO1初のドラマ『ショート・プログラム』公開
3/2 川尻蓮誕生日
3/9 OTD Blu-ray発売
3/11 映画『JO1 the Movie-未完成-』公開
3/12 公開舞台挨拶及びライブビューイング

この間やってくる水曜日のGOING SEVENTEENも待ってはくれないし、ホシくんやメンバーたちが隔離になってしまったりしてなんだかずっと心がわさわさして落ち着かなかった。


ひとつずつスケジュールを追ってはいるけどなぞるだけ、みたいな。

推しに対して誠実じゃないなあって自分にちょっとずつストレスを感じてしまって。

なにをかは分かんないけど、なにかをリセットしたかったんです。




話が戻りますが、「なんかしたことないことしたい」


文字にするとあほっぽくて笑えますね(?)
「あ~~キュンキュンした~~い」みたいな。学生時代を思い出します。
んなこたぁいいんですよ。



毎年誕生日ごとに今年のテーマみたいなものを考えていて。実はね。


外に出る、だったり
映画を見る、だったり
帰省を増やす、だった年もあった気がする。

どうせ数ヶ月も経ったら忘れるテーマなんですけどね、なんとなく続けているんです。



で、今年はね、

「なんでも出来る どこへでも行ける」




コロナっていう制限のある中でも楽しめることが分かってきた2022年、
いくつになっても新しいものを好きになれるし、世界は広げられることを知った年。



個人的にこの数年、というか数年前に「人生詰んだな」って思ったことがあって。

地元からも離れて何の縁もない土地に埋もれていく怖さとか、誰も人生変わってくれないっていう当たり前のことを突きつけられたりとか、自分の人生からは逃げられないし、日常はわたしを置いて進む、なんていう小説みたいな感覚を心の底から感じる日々を過ごしたりしたんですね。

自棄になって毎日のように妖怪終電逃しと化していた日もあったし、日曜日のスーパーが怖くてたまらなかったりした。

本当のどん底はきっとそこまで長くないんだけど、ゆるやかな絶望みたいなものはうっすらとずっと付きまとっているんですよね、そういう時って。



思い返しても記憶のない空白期間があって、そのうちね、見つけたのがJO1だったのね。

オーディションを追いかけたり、デビュー後は初めてグッズを集めたりCDを積むっていう経験をしたりした。これも多分最初はやっつけだったと思う。


それでも。
会えなくてもJAMって呼び続けてくれる11人は「ちゃんとこの世には誠実な人間がいるんだ」っていう証明みたいで、重い言葉をいうと確かな希望だった気がする。





SEVENTEENにも出会った。
絶対にハマるまいと思っていた韓国アイドルだった。

こんなにフィクションみたいな、夢みたいな人たちがいるんだという驚愕。
人を貶すことなく、人と違うこと、個性は美点だと尊重しあう13人。

みるみるうちに大好きになって、twitterでは初めてタグツイなんて出しちゃったりして。結構冒険だった。

けど今となっては大正解で、推しの健康を一緒に喜ぶことができたり、予定をリマインドしあったり、何をするでもなく一緒にお茶ができたり…確実に今のわたしの「たのしい」の一端を担ってくれているのはtwitterのお友だちで間違いないと思う。あは、照れちゃうね。




たのしいこと、しあわせなこと、なにかに誠実であること。

2つのグループから、新しい世界から、
生きる上で欠かせない栄養みたいなものがじわじわと日常に入ってきた。



どん底からの時からゆるやかに続いてた「なんかもうだめなのかも」っていう気持ちが気付いたら薄れてて、どうしても切れなかった縁がいつのまにか切れていたことを数ヶ月過ぎてから知った。
そんなことをすっかり忘れるくらいにちゃんと日々を過ごせていたことが自分の中で本当に本当に本当にすごい出来事で、どんな感情かもわからないんだけど、わーって泣いた。


あたらしいわたし、デビュー みたいな。

(このキャッチコピーがとても好きで未だに使ってしまう)




そんな経緯を経て、「なんでも出来る、どこへでも行ける」わたしがいいなと思ったのがこの3月のこと。



さっきも書いたけど本当に3月が怒濤でして、個人的な予定も相まって7日からの1週間はめちゃんこ忙しかったんですね。
誕生日当日「なんかする」ために予定を空けてはいるけれども「なんか」を決める余裕もなく時間だけが迫ってくる、みたいな。でも自分次第だし急がなくても~~みたいな。



だって『未完成』すっっっっっっっっごい良かったんだもん予定なんて立ててる暇ない~~~~!!!!!!!!!


いや見ました?!!


公開当日に11人揃えてきたJO1、人のかたちをしたエモ




……っていうとがっつり話が逸れてしまいそうなので自制しますけれども本当に良く出来たドキュメンタリーなのでJAMの方はもちろん、JO1名前だけなら知ってるけど、という方がご覧になっても楽しめると思いますぜひ。
コロナ禍におけるエンタメとその中で真っ直ぐ生きようとする青年たちのはなしです。



公開初日は押し寄せる感激ととあるシーンの衝撃とで記憶が飛び、翌日の舞台挨拶のライビュ回でようやく内容を咀嚼することが出来ましてね、ネタバレで申し訳ないんですけどね、


口に出すことは、言葉にすることは『覚悟』だって蓮くんが言ったんです。


「口に出したら逃げられないじゃないですか」って笑って言った。




全部捨てちゃいたいって思ってた時期に「逃げたい」って言わなかったこと、
「ちゃんと生きてるよ」って、「楽しく暮らしてるよ」って言い聞かせるみたいに口にしていたこと。
そしてちゃんと今楽しいよって胸を張って言えること。



なんていうか、あれだね、赦しみたいな。

本当に重くてやなんだけどね、
蓮くんがこの数年を「なかったこと」にしなかったこと、全部連れて進んでいることがめちゃめちゃ……めちゃめちゃうれしくて、背中を押された気分になったのでした。




「なんでも出来る、どこへでも行ける」



これだってすんごいちっちゃいことだけど、自分なりの覚悟だったし自信だったから、それなら脚動かしちゃおうよって背筋が伸びてその日のうちに予約のボタンを押した。



やったことないこと、新しいこと。

結局何なん?って話ですよね、
引っ張って引っ張った結果スベりそうで怖いです。(なぜ人はウケを考えてしまうのか)



ひとりで、自分のためにホテルステイをすること

目についたお店に飛び込んで一人飲みをすること


なんですけどね、文字にすると「へえ~~~~……で?」っていう感じですよね知ってました。



ひとりで温泉地とかも考えたんだけど、敢えてちょっとそこまでって近場のホテルに泊まって何もしないをすることってとても贅沢だと思ったし、コロナ禍で結構聞くようになりましたよね?
やりたいと思ったらやってみようキャンペーン。
なんせわたしは川尻蓮に自信をもらった女なので…



でさぁ~聞いてよ~!

突然友達か?って感じですけど聞いてよ~~~~

わたし、一人飲みは出来だけど立ち飲みは向いてないし、デジタルデトックスなんつーものは1ミリもできなかったよ~~~~~~~~~~!!!!!


(………………………………で??)


いやもうでっていう話で間違いないです本当すいませんね。
ただそれが分かったのもなんか楽しかったというか……あれだ、今ちょっとハイになってる。


やってみるってすごい。
楽しくないことも楽しい!
絶対あの飲み屋で食べた牡蠣にあたってお誕生日の記憶に壮絶な腹痛が刻まれたけどそれもまたいとおかし!!


やってみなきゃ分かんないから、余裕があるならやればいいじゃん〜!のマインドが確立できたのがとてもうれしい大人です。ハピネス。


ハッピーなので何枚か写真載っけちゃおう。そうしよう。


過不足のない素敵な部屋
うまいみかんの酒
夏の陽射し




人生のどん底まで落ちた経験はなかったことにはなんないけど、しょうがないことだしな~~それ含めて楽しくやれたらいいわ、自分次第じゃんって、そう思えた3月でしたよってお話でした。小さな革命。


人に生かされて、自分の足で歩いてることに拍手👏🏻👏🏻



誕生日を迎えたわたしへ。


そのままやったれ!





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