『天邪鬼の夢はもう見ない』４２：プロット１００本できるかな。

　タロットカード６枚引いて小説のプロット１００本作る創作訓練やってみた記録です。

物語の体操 物語るための基礎体力を身につける6つの実践的レッスン (星海社新書)

◆引いたカード◆
１主人公の現在：正義（逆）偏見、不正
２主人公の近い未来：星（正）希望、憧れ
３主人公の過去：愚者（逆）軽率、愚考
４援助者：審判（正）復活、改善
５敵対者：戦車（逆）暴走、挫折
６結末：魔術師（正）創造、手腕

『天邪鬼の夢はもう見ない』４２／１００

　世の中に不信感を持っていて、悪辣にふるまいがちな二島（正義・逆）は友人が少ない。
　ゼミで知り合った天瀬は二島に興味を持って近づいてきた。空気をあえて読まない、ずけずけと裏表のない性格の天瀬に、二島も珍しく気をゆるし、酔った勢いでネグレクトされていた過去をもらす（愚者・逆）。天瀬は引くどころか、その過去を踏まえて今の二島があることに価値を見いだす（審判・復活）。最初は取り合わない二島だったが、天瀬と付き合ううち、希望をもつようになる（星・正）。
　一緒にレポートを書くことになったが、思うように進まない。天瀬の歓心を買いたくなった二島は、結果を出すために資料のねつ造をする（戦車・逆）。すぐにバレてしまい、天瀬が離れていくと思って怯える二島。わけを聞いた天瀬は「手段は問題だけど、目的は大歓迎」と意味不明の喜び方をする。
　天瀬の部屋に泊まり込みをしてレポートを完成させた夜明け（魔術師・正）、仮眠をとる二島は夢うつつに天瀬からの恋の告白を聞いた。

なんか最近ＢＬ成分が足りないなって。
とうぶんＢＬ縛りでいきます。